トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 『ここオズ』終了……【週末お笑い雑話】

『ここオズ』終了、「相席-1GP」始まる、続・くるまとサーヤの青春……【週末お笑い雑話】

今週あったお笑い界隈の話題をピックアップ! ライター・新越谷ノリヲと担当編集Sが勝手にしゃべります。お聞き流しのほどを~。

■『ここオズ』終了

編集S 3月まででTBSラジオ水曜12時枠『ほら!ここがオズワルドさんち!』が終了だそうです。

新越谷 ついこないだまで『ギガボディ』やってたかと思ったら、『ハコ』挟んで『ここオズ』も終了ですね。なんかTBSの深夜でここだけ時間が動いてる感じしますね。というか、ほかが時間が止まってるというか。

編集S 『ここオズ』は聞いてました?

新越谷 聞いてましたよ。片っぽがテレビスターって初期の『ハライチのターン』とか『オードリーANN』みたいで、たまにすんごい緊張感が出たりして楽しいんですよね。

編集S あ、そういう聞き方。趣味悪いなぁ。

新越谷 いや、純粋にトークもコーナーも面白かったと思う。先週には「畠中、スパークせよ」みたいな記事も書いたし。全然、続いてもいいと思う。というか、JUNKはホントにどうするつもりなんだろう。一番新しいのが『不毛な議論』で、もう14年でしょう。

編集S 14年! 早いなぁ。ついこないだ始まった感じなのに。

新越谷 どれを終わらせろとか言うつもりはないけど、深夜ラジオで14年間ずっと同じラインナップって、どうかと思いますよ。1つだけ終わるのは角が立つだろうけど、5組とももうみんな天下取ってる大御所じゃないですか。しかもTBSは聴取率がどうこう言わないって宣言してスペシャルウィークもやめたわけだから、どうにかしてほしいなぁ、JUNK。

編集S オズワルドが面白くなくなってるわけじゃないですもんね。うしろシティみたいに、明らかにアレだったらアレですけど。

新越谷 逆に若手はYouTubeがあるからいいだろって感じかもしれないけど、オズワルドの終了告知の回とか聞いてたら、やっぱり若手もラジオにはロマンを感じてるわけじゃないですか。「大切なことはラジオで言いたい」という。そういう場を与えてほしいんですよね。ちょっと今回の『ここオズ』の終了はかわいそうすぎる気がした。

編集S 春から、どうなりますかね。オールナイトもAdoちゃんが抜けるので月曜1部が空くことになるし。予想でもしときます?

新越谷 予想というか希望ですけど、ANN月曜1部はいきなり令和ロマンでいいと思う。伊集院と真っ向勝負してJUNKの牙城を揺るがしてほしいですよ。『深夜の馬鹿力』なんて、わたしにとっちゃ命綱みたいな存在だったけど、やっぱ終わりがないのは美しくない。もう誰が抜けるとなっても次の芸人は叩かれるしかない状況ですし。

編集S TBSの水曜12時は?

新越谷 こっちは希望でもなんでもなく真空ジェシカが順当なんでしょうね。それか蓮見。大穴で自称LF出禁の鬼越。といいつつ、また『ハコ』みたいなお試し枠になりそう。

編集S うーん。

■「相席-1GP」始まる

編集S 『相席食堂』で、みんな大好き「相席-1GP」が始まりました。

新越谷 去年、オズワルドのスケジュールNGで代役で出た令和ロマンが、函館で「優勝して帰ってきます」って言ってたら、ホントに優勝しちゃって「相席-1」の出場権を失うという。

編集S 優勝者以外のファイナリスト9組ですからね。

新越谷 シシガシラの伏線回収、すごかったですね。千鳥のダメ出しが全部フリになっちゃうという神がかった展開。

編集S ダンビラもよかったですね。

新越谷 大喜利全部当てるし、さすが長く山梨でやってるだけあって、ロケ慣れしてて安心感ありますよね。

編集S 確かに。東京の仕事も増えそうな感じしました。

新越谷 安心感ってテレビは重要視するみたいですしね。前に野田クリが『M-1』獲った後もしばらく仕事が増えなかったって言ってたの思い出しました。やべえ奴なんじゃないかと思われてたって。そりゃ17年の『M-1』ではいきなり脱いで最悪の空気にしてるし、20年はおしっこだし、使うほうも不安といえば不安なんだろうな、とは思いますよね。

編集S 結果、ものすごい常識人だった。

新越谷 むしろ上品なほうだったという。

編集S で、カベポスター。

新越谷 永見が50万持ってきたくだりは、今まで見た永見でいちばん面白かった。

編集S 浜田も強くツッコむほどのことでもないし、困るしかないという。

新越谷 けっこう見たことないお笑いでしたよね。しかも、永見の「ちょっとは稼いでるだろうけど、そんな金持ちってわけじゃないでしょ」くらいのイメージじゃないとできないボケ。最高でした。

■続・くるまとサーヤの青春

編集S 先週も取り上げたサーヤの個人チャンネルが更新されました。前回に続いてくるまと青春トーク。

新越谷 2人ともお肌ツルテカだし、いろいろ真剣に憂いてるし、もう美しくてね。

編集S 今回はくるまの分析キャラ的な部分もたくさん出てましたね。祇園花月で基本スベって、「なんでここだけウケたかわからない」ってところを分析すると「答えがあんのよ、動画に」ってところとか、ゾクっとしました。

新越谷 くるまの「才能があるからな、ニシダも、ケムリ先生も」ってところも、この2人が言うと重みが違う。

編集S ボイトレの話も新しかったですね。

新越谷 「お笑いにおける声の出し方って確立されてない」とか、聞いたことない話。『M-1』とYouTubeの話でも、「全部、結果でごまかしてるだけ」とか言うし、あげく天下を取る取らないって話になったら「天下を取るってのの新しい形は、天そのものを作ることだと思ってて」とか言う。もうパンチライン連発。

編集S サーヤの「諭吉みたい、慶應ボーイだから?」って返しの鮮やかさも。

新越谷 おじさんになるとさぁ、若い人と飲みに行ってもこういう話ってしてもらえないじゃないですか。おじさんってどうやっても警戒されてるし、馬鹿にされてるし。それは自分たちも若いころ40超えたジジイに対して思ってたことだから仕方ないんだけど。だから、酒飲みながらこの動画見てると、しみじみしちゃう。

編集S しみじみしちゃいますね。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/09 19:00
ページ上部へ戻る

配給映画