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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 『R-1』準決勝進出33人が決定

『R-1グランプリ』おいでやす小田ら準決勝進出33人が決定 見どころは……

 7日、ピン芸人日本一を決める『R-1グランプリ2024』(フジテレビ系)の準決勝進出者33名が発表された。

 史上最多となる5,457名がエントリーした今回の『R-1』では、過去3年間にわたって設けられていた「芸歴10年」という制限が撤廃され、オープン化。過去に類を見ない激戦となっており、144名が勝ち残っていた準々決勝でも多くの有力候補がふるい落とされている。

 準決勝に進出するのは、以下の33名。来月9日に生放送される決勝の9枠を争うことになる。

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どくさいスイッチ企画、徳原旅行、苺ちゃん、寺田寛明、バイク川崎バイク、おいでやす小田、真輝志、やまぐちたけし、kento fukaya、サイクロンZ、ルシファー吉岡、ハマノとヘンミ へんみ亮介、今井らいぱち、街裏ぴんく、こたけ正義感、ウエストランド井口、兼近大樹、トンツカタンお抹茶、吉住、中野なかるてぃん、たつろう、キンタロー。、ケビンス 山口コンボイ、ななまがり森下、アゲみざわ信子、紺野ぶるま、ドンデコルテ渡辺、ヒューマン中村、サツマカワRPG、どんぐりたけし、マツモトクラブ、SAKURAI、Yes!アキト

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 この結果、今回のエントリーの中で唯一『R-1』での優勝経験があった中山功太、『R-1』1回、『キングオブコント』(TBS系)では3回のファイナルを経験している岡野陽一、モノマネ界のレジェンド・コージー冨田のほか、ヒコロヒー、桂三度といった有名どころも準々決勝で姿を消すことになった。

 ここでは、ハイレベルな面々が顔をそろえた準決勝の見どころをまとめてみたい。

■猛威を振るう『R-1』レジェンド枠

 芸歴制限撤廃によって歴代の猛者たちが帰ってきた。

 過去6回のファイナル進出を誇るヒューマン中村、マツモトクラブがともに準決勝進出。決勝に進めば最多出場記録の更新となる。

 また、5年連続出場中だった2020年を最後に突如出場権利を奪われ、当時の『R-1』刷新の象徴となったおいでやす小田とルシファー吉岡も順当に勝ち上がっている。2人とも大会前には『R-1』に対する複雑な心境を吐露していたが、やはり強さを見せた。

■コンビでの進出はゼロ、ユニットは……

 準々決勝にはケビンスと天才ピアニストがコンビで勝ち残っていたが、唯一、ケビンス 山口コンボイのみが勝ち残り。今年はコンビでのファイナリストが誕生する可能性はなくなった。

 一方、ピン芸人同士でユニット活動をしている中では、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で準々決勝を2度経験している「怪奇!YesどんぐりRPG」のサツマカワRPG、どんぐりたけし、Yes!アキトが3人とも準決勝進出。同じく『M-1』で昨年の準々決勝に顔を出した「らぶらいken」からkento fukaya、今井らいぱちの2人が勝ち残った。今井らいぱちは本番でMCを務める霜降り明星と同期、せいやとはルームシェア経験もあるほど関係性が深く、ファイナルに進出すればスタジオが盛り上がりそうだ。

■初タイトル目指す「旬」の売れっ子たち

 完全に売れ切った今でも賞レースへの挑戦を続けているEXITの兼近大樹が、この激戦を勝ち抜いてきた。昨年は200万をかけて老人に変装して参加したが、無念の2回戦落ち。今年は雪辱に燃えているようだ。

「アゲみざわ信子」としてエントリーしているぱーてぃーちゃんの信子も初の準決勝進出という快挙。

 当代一のチャラ男とギャルが、どこまで『R-1』をかき回してくれるか。

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 そのほか、『M-1』との2冠を目論むウエストランド井口や、同じく『THE W』(日本テレビ系)との2冠を目指す吉住など、出場者を見ているだけでも楽しくなってくる今年の『R-1』準決勝は11日、有楽町朝日ホールで行われる。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/07 17:00
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