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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 椎野カロリーナ、不倫認めて「ミス日本」辞退

ミス日本・椎野カロリーナ、不倫報道認めてグランプリ辞退…SNS上の「告発」が影響か

椎野カロリーナさん/「ミス日本公式サイト」(現在は削除)

 1月に「第56回ミス日本コンテスト」でグランプリに選ばれたウクライナ出身のモデル、椎野カロリーナが5日、週刊誌で報じられた不倫疑惑を事実だと認め、お相手の妻らに謝罪すると共にグランプリ辞退を発表した。結果、今年のミス日本は前代未聞の「空位」となり、異例の事態に波紋が広がっている。

 騒動の発端は、2月1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された記事。「筋肉医師」の愛称でも知られる、妻子ある美容外科医・前田拓摩氏との「不倫手つなぎデート」が写真付きで報じられた。

 当初、カロリーナの所属事務所は「カロリーナ本人と事実確認を重ね、週刊文春には『不貞行為の事実はない』と回答させて頂きました」との声明を発表し、ミス日本協会も「記事から読み取れる事実は、妻子ある男性が『独身である』旨を述べて女性に近づいたためにおきたことであり、女性側には非がないと考えております」という見解を明かした。

 前田氏もSNSで「自分には息子がおりますが、現在は離婚している、と既婚であることを隠してカロリーナさんと仲良くなろうとしたのは事実です。離婚は考えてなかったので、それ以上お会いすることは断られてしまいました」と説明し、3者そろって「相手が既婚だと知らず、なおかつ不貞行為もなかったのでカロリーナは一切悪くない」という認識を示した。

 ところが、5日になって事態が一変。カロリーナは自身のSNSで「この度は前田様の奥様、ご家族の皆様ならびに関係者の方々に、ご迷惑おかけしました事を深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「先日私が所属事務所に説明した内容に事実と異なる点がありました。混乱と恐怖から真実を話すことができなくなりました。私のことを信じ、支えてくださった皆様に事実と異なることをお伝えしてしまったこと、本当に申し訳なく思っております」として、不倫疑惑は事実で混乱から事務所に虚偽の説明をしたことを認めた。

 続けて「今回の事態を重く受け止め、ミス日本グランプリを辞退致しました。また所属事務所への所属解除を申し入れ、受理されました」と明かし、「この度は多大なるご迷惑をおかけし、また応援してくださった皆様を裏切るようなことをしてしまい、本当に申し訳ございません」と改めて謝罪している。

 同日に所属事務所も「あらためて本人と事実確認を行いました結果、大変残念ながら発表内容とは異なる事実があることが発覚しました」と発表。「カロリーナは前田氏が『離婚をしている男性』と本人から聞いた上で、前田氏と交際を開始しました」「しかし交際期間中に前田氏が婚姻していることを認識しましたが、その後も交際を続け、男女の関係がありました」と経緯を説明し、カロリーナとの契約を解除したことも認めた。

 これを受けて、ミス日本協会は「ミス日本グランプリを受賞した椎野カロリーナ本人より、一身上の都合により、これを辞退したいとの申し出がございました。ミス日本協会はこれを受理し、2024ミス日本グランプリは『空位』といたします」と発表。同協会によると、グランプリの辞退は初の出来事で、コンテスト未開催の年をのぞき、グランプリが空位となるのも史上初だという。

 「既婚者だと知らなかった→途中から知ってました」「不貞行為はなかった→ありました」という衝撃的な事態の急転には、SNS上での生々しい「告発」が影響したとみられている。事務所などがカロリーナの不貞行為を否定した直後から、前田氏のInstagramのコメント欄に以下のような書き込みが相次いだのだ。

「少なくとも1年以上前には、カロリーナさんは拓摩さんが既婚者と知った上で関係を続けていた」
「一昨年の年末に(不倫関係が)発覚した時、すぐに○○(妻の名前とみられる)が3人で話し合いたいと申し出たのに、カロリーナさんは『私に何のメリットもないから会わない』と言い張って応じなかったですよね」
「カロリーナさんにとって既婚者と付き合ってたらコンテストに不利になるからと、いきなり拓磨さんからコンテスト直前になり離婚を毎日のように(妻は)迫られていた」
「週2回のカロリーナさん宅へのお泊りのたび、〇〇がどれだけ辛い気持ちで耐えていたか。お二人に知ってほしいです」
「クリスマスや年末年始も愛人と過ごしていましたね。〇〇は息子さんが悲しまないように必死に予定を入れて、息子さんを楽しませてあげていましたよ」

 コメント欄に書かれた一部の告発はすぐに削除されたため、それが余計に「内情を知る親族や友人などの関係者による暴露ではないか」という見方を強めることに。誰による告発だったのかは不明のままだが、事態が急転した現在の状況を鑑みると、信憑性のある内容だったのではないかとも思える。

 実の両親は共にウクライナ人ながら日本に帰化し、ミス日本のグランプリを獲得したカロリーナは多様性を象徴する存在になり得たが、今回の不祥事によってそうした流れが後退してしまう恐れもありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/02/06 15:00
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