『だれかtoなかい』サンドウィッチマンが明かした「好感度」への違和感と盟友・永野の分析
#サンドウィッチマン #永野
松本人志の活動休止を受け、二宮和也を迎えて中居正広とのダブルMCで再スタートを切った『だれかtoなかい』(フジテレビ系)。4日放送分のゲストは俳優のムロツヨシとお笑いコンビ・サンドウィッチマンだった。
番組ではタレント好感度の話題に。今や、どこに行っても「好感度」というワードとセットで紹介されるようになったサンドウィッチマンだが、本人たちはそうした評価に戸惑いを隠そうとはしなかった。
中居から「全然かわいくない。なんで好感度が上がるんだろう。全然わかんない」と話を振られると、伊達みきおは「優等生で来てないです。正直、我々がいちばんわからない」と打ち明け、「人を傷つけませんよね、と言われるのは苦手です。そこを意識しないといけないから、ネタを作るときに」と心情を明かした。
また、二宮から「好感度高いですねと言われると、しんどくないのかな」と問われると、伊達は「めちゃくちゃしんどいです。もちろん、ないよりはあったほうがいんでしょうけど」と答えていた。
そんなサンドウィッチマンの好感度について、同じグレープカンパニーに所属する永野が歯に衣着せぬ物言いで分析している動画がある。昨年末に「鬼越トマホークの喧嘩チャンネル」にゲスト出演した永野は、「救ってあげたい芸人」としてサンドウィッチマンの名前を挙げ、およそ15分にわたってしゃべり倒している。
鬼越の2人が「ずっと全盛期のイメージ」「グレープのダウンタウンですよ」と語るサンドウィッチマンだが、永野は「見た目がチンピラなのに丁寧なことやってるから(『M-1』で)優勝しただけだよ」と一の矢を放つと、「何も楽しくないと思うんですよ、今」とサンドの現状を分析。
「何やってもウケるんですよ。だから、何の成長もないんですよ。『世にも奇妙な物語』みたいな人生なんです、あの人たちって」
その後も「一つも面白くない」「スタジオで置物みたいに座らされてさ」と暴言は止まらず、毒舌が売りの鬼越トマホークが絶句する場面も少なくなかった。永野はこの動画で、サンドの芸能界での立ち位置やスタンスへの違和感から「デブじゃん!」というストレートな悪口まで、流れるように語り尽くしていた。
永野とサンドウィッチマンの関係は古い。グレープカンパニーの前身であるフラットファイヴ時代からの盟友であり、共に東京の地下ライブでしのぎを削った仲だ。
20年7月には、富澤たけしが永野のYouTubeチャンネル「永野CHANNEL」に出演。富澤自身も永野からのイジリを楽しみつつ、互いの青春であるジャッキー・チェンについて語り合う動画も残されている。
フラットからグレープが独立して今年で14年目。サンドウィッチマンと永野は、常に事務所の「太陽と月」であり続けた。「ラッセン」での大ブレークから低迷期を経て、昨年あたりからまた急激に露出を増やしてきた永野、大テレビ番組でサンドと永野がじゃれ合う姿が見られる日も、そう遠くなさそうだ。
(文=新越谷ノリヲ)
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