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『ニノtoなかい』、視聴率の低迷が続くフジテレビの“救世主”なるか

『ニノtoなかい』、視聴率の低迷が続くフジテレビの救世主なるかの画像1
二宮和也

 フジテレビは1月31日、『まつもとtoなかい』から『だれかtoなかい』に変更となったトークバラエティー番組の司会を、中居正広とともに嵐の二宮和也が務め、2月4日の放送分から新コンビとなることを発表した。

 言うまでもなく『まつもtoなかい』の司会は、中居とお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が務めていたが、松本が女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」(文芸春秋)との裁判に注力するため芸能活動を休止。1月28日の放送は松本不在で、中居が1人で番組を進行、同日の放送のゲストは、作詞家の秋元康氏と二宮だったが、二宮が司会の座をゲットした格好だ。

「中居も二宮も旧ジャニーズ事務所から独立しているが、以前なら考えられない二宮とのタッグとなった。ただ、一連の問題もあり忖度もないことからフジとしてもオファーしやすかったのは事実だろう。さらにフジテレビは旧ジャニーズの創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐって、『旧ジャニーズ勢を新規の番組のレギュラーには起用しない』という方針。フジテレビだからこそできたキャスティングかもしれない」(スポーツ紙記者)

 さて、昨年4月30日にスタートした『まつもtoなかい』だが、初回のゲストには中居と6年ぶりの共演となった中居と同じ元SMAPの香取慎吾で、平均世帯視聴率はこれまでで番組の最高となる10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録していた。

 そして二宮の出演した28日は、前週21日の放送の5.4%から1.8ポイントアップの7.2%を記録。旧ジャニーズの先輩・後輩だった中居と二宮のマッチングに対する視聴者の関心が高かったことをうかがわせた。

「1月14日が今年最初の放送となったが、視聴率は4.8%とまったく振るわず。昨年の秋頃から、リニューアルの話が浮上していたというが、まさかの松本の活動休止。このところ、フジは全日を通して視聴率1ケタなのが当たり前のような状況だが、そこに『ニノtoなかい』が入っただけに、高視聴率を記録すればフジの“救世主”になるだろう」(同)

 二宮がそのまま司会を継続するのかは今のところ発表されていないが、ファン待望のマッチングが実現するかもしれないという。

「中居と『新しい地図』の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾とは司会タッグが実現する可能性がささやかれています。『ゴローtoなかい』『ツヨシtoなかい』『シンゴtoなかい』は往年のSMAPファンは歓喜する組み合わせだと思われ、視聴率も期待できる」(芸能記者)

 番組の今後は、好転するのかもしれない――。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/02/07 12:00
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