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松本人志不在の『探偵!ナイトスクープ』間寛平局長代理も「緊張するで」と漏らした収録の裏側

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 水曜には『水曜日のダウンタウン』(TBS系)、木曜は『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)、土曜には『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)と各局で松本人志が不在となった番組が放送された今週、2日には関西ローカルの長寿番組『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)でも、初めての松本不在での収録となった回が放送されている。

 局長である松本の代理を務めたのは、吉本興業の大先輩である間寛平。1996年から同番組に参加しているベテランであり、過去にも数回局長代理の経験があるが、それでも「緊張するで……」と困惑を隠さなかった。

「特別なんよね、ここは、ホンマに」

 そう語っていた寛平だが、来週の9日放送分は寛平に代わってカンニング竹山が局長代理を担当するといい、その後も探偵が持ち回りで代理を務めるようだ。

 放送自体は特に問題なく進行したが、この日の収録の裏側を探偵のひとりである霜降り明星・せいやがYouTubeで明かしている。

 3日に公開された「霜降り明星せいやのイニミニチャンネル」の動画でせいやは、同番組を「関西での知名度がすごい番組なんですよね」と紹介。そのレギュラーになれた喜びを語り「家族とか、すごい喜んでいる番組なんですよね」と明かした。

「まさにテレビの意義があるというか。じいちゃん、ばあちゃん、親、親戚が喜ぶのが、テレビいいなぁと思うんで。個人的に」

『探偵!ナイトスクープ』が始まったのは、今から36年前の1988年。初代局長の上岡龍太郎時代には23時台の番組では異例の視聴率30%超えを連発し、関西地方ではまさに生活に密着したテレビ番組である。

 特に関西の若手にとって、『ナイトスクープ』の探偵に就任することはひとつのステータスとなっている。

 昨年2月に探偵に加入したせいやは当時「歴史ある番組の新探偵に選んでいただきました。だいたいリアクション薄いあのオカンが叫んで喜んでました。依頼者のみなさまと会えるのが今から楽しみです。よろしくお願いします」とコメント。同時期に探偵入りしたゆりやんレトリィバァも「夢のようです!!うれしいです!!頑張ります!!!!!!よろしくお願い致します!!」と喜びを隠さなかった。

 そんな『ナイトスクープ』の松本不在回の収録について、せいやは「これは言っておきたかったんですけど」と前置きして、こう明かしている。

「なんか、感動しましたね。本番前にみんなで『がんばっていきましょう!』みたいな、ワンチームで。『今やからこそがんばろう』みたいな、部活みたいな感動ありましたね」

 異様な緊張感も感じたという同日の収録だったが、「ナイトスクープは大丈夫ですね」と締めくくったせいや。これまでも局長や探偵の交替を繰り返しながら放送されてきた長寿番組だけに、今後も複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ続けるだろう。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/02/04 23:46
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