令和ロマンだけじゃない 『M-1』4位・マユリカも「ネタ5~6本用意していた」
#納言 #マユリカ
1日に更新されたテレビ朝日公式YouTube「動画、はじめてみました」の「納言幸のやさぐれ酒場」にマユリカがゲスト出演している。
「納言幸のやさぐれ酒場」は、納言の薄幸が毎回ゲストを迎え、本気で飲酒しながらトークする企画。ゲストのマユリカは昨年の『M-1グランプリ2023』(テレビ朝日系)でファイナルに進出、4位という結果を残していることから、話題はもっぱら『M-1』の振り返りとなった。
マユリカの『M-1』といえば、2人の出番前に流れた紹介VTRでのキャッチコピー「ずっとキモダチ」が大きな話題になった。ストレートな悪口だが、このキャッチコピーによってネタ後の平場でも爆笑を取っている。
マユリカの2人によれば、このキャッチコピーはいちおう事前に『M-1』側から確認があったのだという。
最初に提案されたのは「キモカワ男子」。
「これはキツイと思って。男子でもないしカワイくもないし」(阪本)
恐縮しながら却下したというが、改めて送られてきたコピーは「キモピュア男子」であり、阪本は「なんもわかってないやん」と、これも却下。そうした経緯で「ずっとキモダチ」に落ち着いたのだという。
また、今回の『M-1』では優勝した令和ロマンが事前にネタを4本用意して、その場の空気に合わせて決めたというエピソードが各所で驚きをもって語られているが、マユリカもファーストステージと最終決戦の2本決め打ちではなかったのだという。
スタッフのマユリカファンの女性からの「2本目は何をする予定でしたか?」という質問に、2人はこう答えている。
「(事前に)やる可能性があるネタを送らなダメで、僕らは5~6本送って、1本目はアレ(倦怠期のネタ)って決めて、2本目はそのときの感じで」(阪本)
「だから、どれやってもいい感じにはしてた」(中谷)
これには、幸も「すごいですね」と大いに感心していた。結果としてファーストステージ4位と最終決戦にはあと一歩及ばなかったが、『M-1』本番にかけられるネタ数がそれだけあるというのは、マユリカというコンビの地力の証明といえるだろう。
そのほか、暫定席でのピリついた雰囲気や密着カメラに苦労したエピソードなど、『M-1』でのエピソードを次々に明かす2人には、やはりようやくファイナルに進出できたという喜びにあふれていたように見えた。
この配信のMCである薄幸の納言も、『M-1』に挑戦している漫才師の1人である。結成2年目の18年に初めて準々決勝に進出し、Gyao!で配信されたその年の3回戦動画がきっかけでブレークを果たしている。その後も毎年準々決勝までは進んでいたが、昨年は2回戦で敗退。1回戦をシードされていたので、初戦で姿を消したことになる。
この結果に幸以上にショックを受けていたのが相方の安部紀克だったようで、『M-1』後にはエントリーナンバーのシールを食べている姿が目撃されている。
いずれにしろ、マユリカも納言も今年の『M-1』に挑戦してくることは間違いないだろう。2組がファイナルで顔をそろえる姿が見てみたいものだ。
(文=新越谷ノリヲ)
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