道枝駿佑『マルス』視聴率低調、見逃し配信好調も事務所先輩が見せつけた貫禄
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人気グループ・なにわ男子の道枝駿佑がゴールデン帯連続ドラマ初主演を務めるテレビ朝日系『マルス-ゼロの革命-』が1月23日にスタートした。同ドラマは、俳優の菅田将暉が主演しヒットした2019年1月期の日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』を手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナル作品。
道枝演じる謎多きカリスマ転校生・美島零(通称・ゼロ)に導かれ、『マルス』という動画研究会を結成した落ちこぼれ高校生たちが、大人社会に反旗を翻していく姿を描く青春“クーデター”サスペンスとなっている。人気グループの中心メンバー・道枝の主演作とあってその数字が注目されたが、平均世帯視聴率は5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。民放キー局の同時間帯の視聴率では、日本テレビ、TBSに続く3位だった。
「このところの連続ドラマは、よほどのことがない限り、初回の視聴率、見逃し配信が最も高い傾向がある。道枝のファンは若い世代のファンが圧倒的で、見逃し配信は29日の時点で100万回再生を突破。放映するテレ朝は、韓国や台湾をはじめとしたアジア地域や、北南米・欧州・オセアニア・中東・アフリカといった世界242に及ぶ国と地域での配信・放送を決定しているが、ネット社会にマッチした題材とあって“世界進出”を狙っているのは間違いない」(テレビ局関係者)
道枝は同作で金髪に初挑戦し、ダークヒーローの主人公役を演じている。しかし、ネット上では「動画研究会のメンバーの中で最下位レベルの演技力」など酷評する声も上がっているが……。
「道枝は事務所のゴリ推しで『消えた初恋』(テレビ朝日系)、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)などさまざまなドラマで主演を務めたが、数字には疑問符がついていた。おまけに、彼が所属するなにわ男子は昨年、西畑大吾が8月に読売テレビの足立夏保アナ、9月に長尾謙杜が元人気セクシー女優の三上悠亜、11月に高橋恭平がタレントの黒木ひかりとの交際が発覚。すっかり“逆風”が吹き荒れている」(芸能記者)
今後、『マルス』の視聴率に注目が集まるだろうが、視聴率だけで言えば初回で早くも系列事務所の先輩に貫禄を見せ付けられてしまったようだ。
「同じ火曜午後9時枠の前作は、事務所の先輩でTOKIO・松岡昌宏主演の人気シリーズ『家政夫のミタゾノ』第6シリーズ。松岡が敏腕家政夫・ミタゾノ役を演じ、これまで金曜深夜帯の放送だったが前作で初めてゴールデンに進出。深夜帯でも比較的視聴率は好調だったが、前作の初回は9.1%。その後6%から8%台を記録。テレ朝の上層部も満足な結果となったが、まさか初回で道枝のドラマが大きな差を付けられるとは思わなかった」(同)
事務所から猛プッシュを受けている道枝、今作の評価が主演級で生き残る指針になるのかもしれない――。
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