トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 社会 > 事件  > 西川のりおが“内輪コメント”に苦言

松本人志、告発者2ケタ到達の裏で…「不適格も甚だしい」西川のりおが“内輪コメント”に苦言

松本人志、告発者2ケタ到達の裏で…「不適格も甚だしい」西川のりおが内輪コメントに苦言の画像1
ダウンタウン・松本人志

 次々と新たな告発者が登場しているダウンタウン・松本人志の“性的強要告発”騒動。1月31日にも、「週刊文春 電子版」が続報として「《10人目の新証言》松本人志『私の顔を無理やり下半身に…』マッサージ店での暴挙を女性店員&夫が告発」と題した記事を掲載した。

 「文春」での証言者がついに2ケタに到達した同騒動。加えて、25日付の「FRIDAYデジタル」も、約5年前に大阪の高級ホテルで性行為を伴う飲み会をしたと明かす女性の証言を報じており、今後もさらに増える可能性がありそうだ。

 そんな松本にとってつらい状況の中、吉本興業所属のベテラン芸人・西川のりおが1月30日、『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』(TBSラジオ)に生出演。

 同騒動について見解を問われた西川は、「僕はあくまでも第三者」と前置きした上で、「僕らの身内の方、“内側”からコメントする方がいらっしゃるのでね、内側からの(松本)寄りのコメントをやめた方がいいと思う」「(身内は)『昔、お世話になった』とか『尊敬して(事務所に)入った』とか、憧れていてどうのこうのってコメントをまず入れるんですよね。そんなコメントだったら芸人には悪いけどね、入れないほうがいいです」と持論を展開。

西川のりお、「不適格も甚だしい」と持論展開

 さらに、「『お世話になった』とかっていうのは、その本人の問題。(報道とは)関係ないことですからね、争点と論点を間違ってるんですよ。『いい人だった』とかね、今、直面してる事例の話をしなければ、そんなコメント入れても意味がないですね」「コメントとして、不適格も甚だしいと思いますね」と苦言を呈した。

 この西川の発言に対し、『R-1ぐらんぷり2013』優勝者の三浦マイルドが同日、Xで「えー!? これ僕が言われてるんですかね?」とすぐさま反応。

 三浦といえば、19日にXで「俺は証言は信じん 性加害の証拠出ん限りは」「性加害をする様な人間に笑いは作れない。これほんまなんよ。説明難しいんやけど肌で。芸人で松本さんが性加害やったて思ってる人間は一人もいないと思う」「ただ一ファンとして言わしてもうた。地獄みたいな子供時代に、光を与えてくれたから」などとポストしていたことから、自分のことではないかと疑ったようだ。

立川志らく、松本の後輩芸人に「声かけてあげりゃあいいのに」と呼び掛け

 一方、ネット上では「西川が苦言を呈したのは、立川志らくのことではないか?」との指摘も見られる。

 松本と共演の多い志らくは、9日にXで「私にとってダウンタウンはテレビ界の恩人だと思っている。警察に捕まって裁判になり有罪となったら軽蔑はするが、週刊誌に好き放題書かれただけの現状では、私は松本人志を信じます」「非常識に生きてこそ芸人」などと松本へのエールを投稿。

 また、志らくは16日に公開したYouTube動画で、大っぴらに松本を応援しないお笑い芸人たちに対して「どれだけ松ちゃんにお世話になってきたの? みんな。ダウンタウンに憧れてこの世界入ってきた人、ものすごいたくさんいるじゃないの」と呼び掛け、「そりゃあ、炎上するのは嫌かもしれないけど、被害者女性のことを考えると食いとどまる……それが正しい人間なのかもしれないけど、でも応援してあげたって悪くないんじゃないかなあ。『信じてます、あなたがテレビの世界にいないと困るんです。いずれ引退はするんだろうけど、こんな辞め方はいやだ。待ってますよ』って、みんなで声かけてあげりゃあいいのに、芸人たち」と伝えていた。

 松本の続報が出続ける中、同業者のコメントをめぐり意見が分かれている様子のお笑い界。お笑い界の帝王の一大事だけに、いてもたってもいられない芸人は多いようだ。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/01/31 16:00
ページ上部へ戻る

配給映画