泉ピン子『あさイチ』暴走トークに批判続出…あのちゃんの株がなぜか上昇?
#泉ピン子 #あのちゃん
泉ピン子が1月30日に放送された朝の情報番組『あさイチ』で大暴走し、視聴者から「イライラしてチャンネル替えた」「共演者が可哀想で不快」などと批判が続出する事態となった。周囲を委縮させるピン子のキャラクターが賛否を呼ぶ一方、なぜか意外な人物の株が上昇している。
番組では、ドラマの番宣でピン子がゲスト出演。この日は「ツイQ楽ワザ」のコーナーで冬の洗濯術が特集され、ニットやダウンを自宅で洗う方法や干し方などをプロに聞いていった。
ところが、ピン子は失敗しないニットの洗い方の話題で「私、洗濯機で洗えないセーター買わないもん。大丈夫なのしか買わない」と身もふたもないことを言い出し、洗濯表示マークについても「そんなもん分からない。そのまま入れちゃう」と口をはさみ、そのたびに進行が止まった。
進行役の副島淳が狼狽しつつ必死に説明してもピン子は意に介さず、MCの博多大吉も「副島くん、頑張れとしか言いようがない」とお手上げ状態。洗濯表示マークが複雑で分からないという人のために、マークを選ぶとおすすめの洗い方などを教えてくれる便利なアプリが紹介されたが、ピン子は「はっきり言って70(歳)過ぎのばあさんに分かるわけないわよ」「一番いいのは買う時に洗濯できますかって聞くこと」とバッサリ。大吉が「番組がね、若干若い目の方にね」などと、ピン子より若い人向けの情報だとフォローするも、ピン子は「あらごめんなさい、私は年寄りの番組だと思って見ておりました」と切り捨てた。
あまりの暴走ぶりに視聴者も困惑し、SNS上では「いちいち偉そうに口をはさんで話が長いし、イラついてチャンネル替えた」「コールセンターの人とかを困らせる、話を聞かない高齢者の見本みたいだった」「副島くんが可哀想すぎ。生放送に泉ピン子を出した番組もよくない」などと批判の声が相次いだ。その一方で「ピン子さんは高齢者の意見を代弁してると思う」「態度が傍若無人だから批判されるけど、言ってることは正論では」といった意見もあり、賛否両論となっているようだ。
ピン子といえば、TBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』で長年共演してきた、えなりかずきから「共演NG」を出されたと伝えられたことがあり、同局系で昨春に放送された橋田壽賀子さん追悼ドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』のキャスティングから「外された」と報じられるなど、周囲との軋轢を指摘する声が絶えない。今回の暴走ぶりを見ると、そうした一連の報道も「さもありなん」と思えてくる部分がある。
そんな中、なぜか歌手でタレントのあのちゃんの株が上昇しているようだ。昨年6月、あのちゃんは日本テレビ系バラエティ『ぐるぐるナインティナイン2時間SP』の人気企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」でピン子と初共演。冒頭、あのちゃんはピン子の印象について「めっちゃ鬼」と答えて周囲を驚かせ、緊張した空気が走った。
あのちゃんはタメ口でピン子と話し、共演者たちは冷や冷やしている様子だったが、物怖じしない態度が逆によかったのか、2人は次第に打ち解けるように。終盤には、ピン子が「かわいいね、これ」とイヤリングを指さし、あのちゃんが「そう、これクマさん」と答えるなど、友だち同士のような会話をするようになっていた。あのちゃんの存在が影響したのか、この日のピン子は周囲を困らせるほどの暴走はなし。そのため、ネット上では「あさイチで誰も止められなかったピン子を抑え込んだあのちゃんスゴい」といった声もあり、株が上昇しているようだ。
初共演後、あのちゃんはラジオ番組で、南海キャンディーズ・山里亮太から「ピン子さんとその距離感で仲よくなれるってすごい」と言われ、「芸人さんとか過剰にビクビクしてる」「そういう大人の空気みたいな。みんなビビり散らかしているっていうのが、意味わからない。だって同じ人間じゃん」と返答。もしタメ口などで怒られたとしても「もう関わらなきゃいい」という考え方で、誰に対しても同じ態度なのだと明かしていた。
そう考えると、周囲が腫れ物扱いで過剰に委縮していることがピン子の暴走を助長させてしまっている部分もあるのだろう。「ピン子の扱い方」としては、あのちゃんのように物怖じせずに接するのが一つの正解といえそうだが、それができるほど度胸のあるタレントはあまりいないのかもしれない。
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