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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > テレビ界の寵児の黒い履歴書ほかスクープ大賞
週刊誌スクープ大賞

テレビ界の寵児「16歳女子高生」を弄んだ履歴書、元タレント「松本人志さんから19歳の夏に…」、元女優が“薬物&性加害疑惑”告発ほかスクープ10本

人気コメンテーターの未成年同棲疑惑

 今週の第1位は久々に新潮が栄冠に輝いた。テレビの売れっ子コメンテーターの「過去」をスクープしたのである。

 私は見たことがないのだが、若新雄純という男がテレビ、それも情報番組のコメンテーターとしてよく登場しているようだ。

 慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)大学院で政策・メディアの研究科特任准教授だそうだが、年齢は非公開だそうだ。

 だが、新潮によれば、研究室よりテレビのスタジオこそが職場ではないかとさえ映るほど、テレビ好きだそうである。

 例えば、夕方の情報番組『Nスタ』(TBS)、『大下容子ワイドスクランブル』(テレ朝)、のレギュラーコメンテーターを務め、その他、『サンデー・ジャポン』 (TBS)、『DayDay』(日テレ)、『ビートたけしのテレビタックル』 (テレ朝)などにもよく登場するそうである。

 ある慶應OBは、

「彼はSFCの修士課程2年生だった25歳くらいの頃、16歳の女子高生と半同棲生活を送っていました。彼女は若新と出会ったばかりにボロボロに傷つき、最後は忽然と私たちの前から姿を消した。当時、彼が所属していたコミュニティにいた人は、みんな知っていることですよ」

 今から15年前、若新は新宿のタワーマンションに住み、大学院生とは思えないような優雅な暮らしを送っていたという。

「彼はSFCに入る前は宮城県の公立宮城大学に通っていました。そこで仲間と起業に成功し、創業者利益を得ていたのです。創業メンバーの端っこに加わっていただけなんですが」(事情通X)

 彼女が若新と出会うのは2008年の秋頃だそうだ。東京渋谷で催された政界進出を志す国会議員秘書の誕生パーティーだったという。

「パーティーから帰ったA子さんは、名刺をもらった一人ひとりにお礼のメッセージを送った。すると若新氏から『今度パフェ食べに行かない?』と、誘いのメールが届いた」(新潮)

 2度目のデートで2人の関係は急展開した。

「その帰り、A子さんは、若新がタワマンに転居する前に住んでいた新宿2丁目のマンションに連れ込まれ、男女の仲に」(X)

 25歳が16歳と? 今も昔も“淫行”といわれるようなことをしていたというのか。

 しかし、例外的に認められるケースがあるそうだ。2人が結婚を前提に真剣交際し、親も認めた時だという。

 はたしてそうか?

 同棲生活が始まってから4カ月ほど経過した頃、事件が起きたそうだ。

 2009年2月、若新の浮気癖に苦悩したA子は、若新の自宅に一人でいる時、精神科で処方された薬を過剰服用、昨今いうところのオーバードーズし、自殺を図ったというのだ。

 第一発見者は深夜帰宅した若新だった。

 若新と交流があったXは、その際に若新がとった対応に呆れたと語る。

「普通ならば、すぐに救急車を呼ぶでしょう。けれど、彼はまず友達二人を呼び寄せたのです。女子高生との半同棲生活をカモフラージュするために」

 どうやら警察にバレることを懸念したらしいというのである。

「しかも、何が起きているか聞かされていなかった友人らが若新の部屋に着くまでには30分以上かかった。そこで彼らは倒れているA子さんを見て仰天したのです。慌てて119番通報し、A子さんは慶應病院に運ばれました」(同)

 幸い命に別状はなく、駆けつけた母親に連れられて実家に戻ったという。

 だが、彼女はすぐに若新のところに舞い戻ってしまったそうである。

 A子の母親はこのことで「二人の関係を始めて把握」したそうだ。

 ということは、同棲していた当初は「親の承諾」はなかったということだろう。

 母親がこう話す。

「ケチな男なんだってよく聞かされました。スーパーに買い物に行く時も、見切り品が売っていそうな時間帯を狙って、不味いおにぎりやお惣菜を買ってくるんだって」

 別の知人女性はこういっている。

「A子ちゃんは若新にたかられていました。“お金ちょうだい”ってうるさいって、よく言ってました。面倒臭いから何かを買ってあげたことがあるとも話していた。そんな男やめなさいって言っても、彼女は全く話を聞かなくて」

 だが結局、A子が高校3年生の夏ごろには関係は破綻したそうである。

 新潮はA子本人からも話を聞いている。

 彼女が取材に応じたのは、自分が薬の過剰摂取で意識を失った際の若新の行動を初めて知って、ショックを受けたことなどが理由だという。

 A子は、「今振り返れば、彼が私にしてきたことは愛ではなかったと思います」と語っている。

 彼女が取材を受け始めた中で、若新のある活動への疑問が浮かんだことも、取材に答えた理由だという。

 それは、若新がA子さんと別れた後の2014年、福井県鯖江市で手がけた「JK課」のプロデュースだそうだ。

 JKとは若者用語でいうところの女子高生。そのネーミングと、地方創生にあたって女子高生がまちづくりに参加するという斬新なアイディアで、彼は一躍メディアの脚光を浴びたという。

 若新という人間は、元々JKというのが好きだったのだろうか?

 事業や、若新と女子高生たちとの交流は10年経った今も続いているというのだが。

 新潮の電話取材に対して若新は堂々と、時には笑いを交えながら答えたという。

 A子の自殺騒動後に行ったといわれる偽装工作については、「事実に反します」「友人が悪意を持って証言しているとしか思えない」と否定。

 16歳の女子高生と交際していたことの認識を質すと、

「お母さんは僕らの交際を知っていて、会ったこともある。まぁ、親の同意があったので、一応は16歳以上で、いわゆる援助交際とかじゃなく、親の元に帰さなかったわけでもない。問題ないと考えていました」

 親と会ったことと、同意していたということとは違うはずだが、優秀なコメンテーターはそこをごっちゃにして、話をそっちへ向かわないようにいいくるめている気がする。

 そしてこう付け加える。

「正確に法律はどうなっているかは分かりませんが、これは自分の過去の一つの人間関係、恋愛、出来事ですよね? 胸を張って言えることではないですが」

 新潮によると、若新は「真剣交際でした」と連呼し続け、2時間にわたる直撃取材で彼が口にした「真剣」という語は実に50回を数えたそうだ。

「単に性的欲望を充足させるためではなかったという主張。若新氏と交流する女子高生たち、テレビで彼の口説に触れる視聴者に、その言葉はどう響くだろう」(新潮)

 スポニチアネックス(1月26日 05:22)はこう報じた。

――これらの報道に、若新氏はSNSで「(女性と)交際しているのは事実」と記事内容の一部を認めた。「当時悩ませたり傷つけたりしてしまったこと、さらに今回の記事でもつらい思いをさせてしまったこと、とても申し訳なく思います」、「自分の人間的な未熟さや至らなさを反省」などと謝罪した。

一方でその女性が自殺未遂となった際の対応については「その場では対応に焦りましたが、自分で救急車を呼んでいます」と釈明。「友人を呼んで相談したのは事実ですが、警察官立ち会いのもとで救急車に同乗し病院に向かいました」と説明した。「このようなトラブルが起こることもふまえ、そもそも未成年との交際には慎重であるべきだったと反省しています」と自らの落ち度を認めた。

≪各局出演継続へ≫TBS「Nスタ」やテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」など、さまざまな番組に出演する若新氏。関西テレビはこの日、大阪市内で定例会見を開催し、レギュラー番組の「LIVEコネクト!」について今後の方針を説明した。同局は「きっちり説明されたし、テレビに出られなくなることとは考えていない」と現時点で起用に問題がないとの見解を表明。ただ「こういうデリケートな問題は、1日たてば違う情報も出ることがある。その都度慎重に判断したい」と補足した。他局も同様の方針を示している」――

 きちっと説明しているからテレビ出演はOKというのは、私には理解しがたい。

 問題のある「過去」を自ら話しても、それが免罪符になるというのはおかしいのではないか。

 若新を起用しているテレビ局は、独自に報道内容を取材して、彼を起用し続けることにどうして問題はないのか、視聴者に説明する義務があると思うのだが。(文中一部敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。
「高鶴桃羽 二十歳のアラベスク」「雪平莉左 冬の女王」。さっぱりとこれだけ。

 ポストは。
「竹下景子に憧れて」。よかったね景子は。彼女もデビューから50年か。
「大胆な艶技力で観る者を魅了!! 大河女優24人の濡れ場」

 袋とじ「河北彩花 甘やかに匂う花肌」「アブナイ撮り下ろし 葉月つばさにふりまわされたい」
「田野憂 かわちいLカップ」
 やっぱり竹下景子はいいな~。

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2024/01/30 13:30
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