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数字を落とした番組は? 松本人志活動休止後の各レギュラー番組の視聴率推移

数字を落とした番組は? 松本人志活動休止後の各レギュラー番組の視聴率推移の画像1
松本人志

 昨年末から「週刊文春」(文藝春秋)で過去の飲み会で複数の女性に性行為を強要したことを報じられている人気お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志。今月8日に活動休止を発表したが、テレビ各局は収録済みの番組については8日以降も放送を続けていた。

 19日には出演するフジテレビ系『人志松本の酒のツマミになる話』が放送されたが、前回放送で表示されなかったスポンサー名が今回は数社が表示となり、途中ではACジャパンのCMが流れた。

 今やすっかりテレビ界を席巻する芸能事務所・吉本興業のみならず芸能界の〝帝王〟として君臨していた松本だが、その人気は数字にも表れている。

 今月17日にビデオリサーチが23年10月期の「見逃し配信再生回数ランキング」(集計対象23年10月2日~12月31日)を発表したが、ドラマ以外では1位が『水曜日のダウンタウン(水ダウ)』(TBS、11月15日)、2位が『M-1グランプリ2023』(テレビ朝日、12月24日)、3位が『人志松本のツマミになる話』(10月13日)でいずれも松本の出演している番組だった。

「見逃し配信を視聴するのは、ネットに親しんでいる比較的若い世代。つまり、松本の番組は若い視聴者に支持されているということだが、活動休止発表以後、リアルタイムの視聴率はどの番組も低迷していた」(放送担当記者)

 8日の活動休止発表以後から17日までに放送された、各局の番組の平均世帯視聴率は以下の通りだった。※( )内はその週を除いた、前4週間分の平均視聴率。

『クレイジージャーニー』(TBS、月曜日)
8日(SP版) 5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)(6.4)/15日(SP版) 5.2%(7.5)/22日 3.6%(6.4)

『水ダウ』(水曜日)
10日 6.5%(8.5)/17日 6.1%(8.7)

『人志松本のツマミになる話』(金曜日)
12日 6.2%(5.3)/19日 5.2%(5.8)

『まつもtoなかい』(フジテレビ、日曜日)
14日 4.8%(4.9)/21日 5.4%(4.9)

 結局、前4週の平均を上回ったのは12日、14日、21日のみで、軒並み数字を落としてしまったのだ。

「松本が出演して、視聴率がダウンしているとなれば、CMスポンサーの反応も悪いだろうが、各社ともに松本が出演しなくなってからの視聴率の推移をとりあえずは見守るのでは。各番組がどうやって松本の不在を代役などで穴埋めするかで視聴率は上下しそうで、大幅にダウンとなれば大量にスポンサーの〝離脱〟がありそうだ」(同)

 22日に松本は発行元である文藝春秋を東京地裁に提訴し、今後も世間の注目を集めるだろうが、彼なき今、各局とも腕の見せどころ、ということだろう。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/01/26 11:00
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