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宝塚歌劇団演出家、セクハラ否定「お咎めなし」報道…SixTONES京本大我ファン困惑のワケ

宝塚歌劇団演出家、セクハラ否定で「お咎めなし」…SixTONES京本大我ファン困惑のワケの画像1
SixTONES・京本大我

 いじめ・パワハラ問題に続き、劇団所属の大物演出家・小池修一郎氏のセクハラ告発まで報じられた宝塚歌劇団。1月23日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、その後の劇団の内情を報じている。

 先月21日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、宙組いじめ問題の続報として、小池氏から何度もセクハラを受けたという元演出助手の男性の告発を掲載。

 同記事で男性は、小池氏から温泉に誘われ、ベッドで関係を迫られたといい、「宝塚のジャニーさん」と表現。加えて、小池氏の後輩演出家もハラスメント行為をしていたと同誌は伝えた。

 しかし、前述の「週刊女性」によると、劇団からの聞き取りで小池氏らが全面否定すると、劇団側はそれを受け入れ“お咎めなし”にしたとか。現在も同演出家らの指導を受ける団員たちは、不快感を訴えているという。

 また、そんな現状に困惑しているのは団員だけではないようで、ネット上ではSixTONES・京本大我のファンもざわつく事態となっている。

SixTONES・京本大我ファン困惑「素直に喜べない」

 というのも、東宝は今月16日、古川雄大と京本がダブル主演を務めるミュージカル『モーツァルト!』の制作を発表。2025年に建て替えのため休館する帝国劇場の“クロージング ラインナップ”に当たる作品で、この演出と訳詞を小池氏が担当するのだ。

 これを受け、ネット上では「東宝は小池修一郎の件、スルーするのか……。きょもの歌声が聞けるのはうれしいけど、宝塚の対応が不誠実すぎて素直に喜べない」「こんな状況で小池修一郎氏の舞台にきょもが出るの、嫌すぎる」などと困惑する京本ファンも一部見られる。

 なお、京本はこれまで、小池氏が演出を手掛けた『エリザベート』(15年~)や『ニュージーズ』(21年)にも出演しており、舞台で地位を確立した京本にとっては“恩師”ともいえる存在。それだけに、今回の騒動には京本ファンも複雑なようだ。

 所属演出家のハラスメント報道については、関係者への聞き取りなどにより「内容が事実でない旨確認しております」と否定している宝塚歌劇団。世間の不信感が募る中、信頼を回復することはできるだろうか。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/01/24 19:00
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