『となりのナースエイド』“水10対決”圧勝!『婚活1000本ノック』視聴率3%台のナゼ
#テレビ #ドラマ #視聴率
川栄李奈が主演を務める連続ドラマ『となりのナースエイド』(日本テレビ系)の第3話が、1月24日午後10時から放送される。平均世帯視聴率は8%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が続いており、裏番組の3時のヒロイン・福田麻貴主演ドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)との“水10対決”は川栄の圧勝となりそうだ。
『となりのナースエイド』は、患者に寄り添い心を癒すプロ“ナースエイド”の桜庭澪(川栄)が、病院で巻き起こる患者たちのあらゆる問題を解決する病院リアルエンタメドラマ。原作は知念実希人氏による同名小説で、川栄のほか高杉真宙、水野美紀、矢本悠馬、吉住らが出演する。
前述のとおり「病院リアルエンタメドラマ」を謳っている同作だが、ナースエイドが手術室に立ち入り大声を出すシーンなどに、ネット上では「リアリティがない」との指摘もある。
しかし、日テレが得意とする“明るく、わかりやすいお仕事ドラマ”の作風が幅広い層にウケているようで、平均世帯視聴率は第1話8.6%、第2話8.8%と8%台をキープ。放送中の民放1月期ドラマの中では、現時点で日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)、『グレイトギフト』(テレビ朝日系)に続く3位の好成績だ。
『婚活1000本ノック』初回視聴率3.6%のナゼ
一方、そんな『となりのナースエイド』の勢いに押されているのが、福田のドラマ初主演作である『婚活1000本ノック』。
同ドラマは、売れない小説家・綾子(福田)の婚活を、幽霊のクズ男(FANTASTICS・八木勇征)がサポートする婚活ラブコメエンターテインメント。原作は南綾子氏の同名小説(新潮社)で、福田や八木のほか、関水渚、野村周平、白河れい、橋本マナミ、中越典子らが出演している。
『婚活1000本ノック』は、17日放送の『となりのナースエイド』第2話の“裏”でスタートしたが、初回平均世帯視聴率は3.6%。
この数字は、民放(テレビ東京を除く4局)のプライム帯連ドラにおける全話平均歴代最低を記録した『たとえあなたを忘れても』(テレビ朝日系/昨年10月期)の初回視聴率と同率で、超低空発進といえる。
『婚活1000本ノック』は、人気映画シリーズ『コンフィデンスマンJP』(2019~22)で監督を務めた田中亮氏が演出を手掛けるだけあって、ネット上では「演出が凝ってて面白い!」「福田さんの演技が自然だし、テンポが良くて楽しい」といった声も目立ち、概ね好評な印象を受ける。
『となりのナースエイド』より1週遅れでスタートしたことも裏番組に視聴者をもっていかれた一因と考えられるが、やはりプライム帯ドラマでの福田の主演起用は、少々思い切り過ぎた可能性もありそうだ。
ただ、民放公式動画サービス「TVer」のお気に入り数では、『となりのナースエイド』が58.5万なのに対し、『婚活1000本ノック』は63万と上回っている。最新婚活事情などを盛り込んだ内容だけに、家族とテレビで見るというより、1人でネット視聴したい人が多いのかもしれない。
視聴率的には早くも明暗が分かれてしまった、日テレとフジの“水10”ドラマ。今後、『婚活1000本ノック』の追い上げはあるだろうか。
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