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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「嵐、復活」はデビュー25周年の今年が分岐点か

二宮和也、嵐の復活「匂わせ」連発…デビュー25周年の今年が分岐点

「嵐」復活は、いつ、どんなカタチになるのだろうか

 二宮和也が嵐の活動再開を匂わせる発言を連発し、ファンをざわつかせている。

 先日、嵐に所属したまま昨秋に独立して大きく環境が変わった二宮がスポーツ報知のインタビュー記事に登場。嵐は2020年をもってグループ活動を休止しているが、ジャニーズ性加害問題をきっかけにメンバー同士で集まって話し合う機会が増えたそうで、二宮は「能動的に集まるようになってきて。僕自身、嵐で動くとなったなら、いろいろな可能性や意見があっていいし、“五者五様”で全部正解だと思っている」と発言。「今回の一件が起きて、『嵐』を見直すきっかけになったことは事実です」とも語った。

 ファンの最大の関心事である活動再開に関しては、「皆で会っている時もそのワードは、誰も口に出さないんですよね。その言葉はかなり強いので」とし、メンバーたちはあえて口にしていない様子。その一方、二宮は「誰かが『再開』と言った瞬間に、空気は変わる。それは、皆が分かっていると思う。だからこそ(再開への)リアリティーを持てている」と話し、活動再開の可能性は十分にあることを強調した。

 二宮といえば、20日にX(旧Twitter)でも嵐の活動再開に言及。同日に乗ったタクシーの運転手から「実は前に二宮さんとご一緒した事があるんですよ」と話しかけられ、二宮は以前に乗車したことがあるのかと思ったそうだが、運転手は「前職がトラックの運転手やってて、嵐さんの(コンサートの)セットを日本各地に運んでました!」と明かしたという。

 二宮は「まさかそんな事があるだなんて」と驚きつつ、「何で今タクシーやられてるんですか?」と尋ねると、運転手は「僕、嵐がすごい好きで。だからあんな大変な仕事ができましたけど、今嵐さんが休止中だから僕もお休みで、今はタクシーの運転手やらさせてもらってます!」と答えたそう。タクシーを降りる際に運転手から「また(セットを)運ばせてください!」と活動再開の期待を込めた言葉をかけられたそうで、二宮は「えらくグッと来ました」と思いをつづっている。

 このエピソードをファンが目にするSNSに記し、活動再開を願う運転手の言葉に心を動かされたことを明かしたとなると、二宮は嵐の活動再開に前向きであることがうかがえる。嵐の復活を「匂わせている」という見方もできそうだ。

 旧ジャニーズ事務所は性加害問題でガタガタになり、近いうちにマネジメント業務を引き継ぐ新会社「STARTO ENTERTAINMENT」が本格稼働して再スタートを切るが、しばらくは苦境が続くことになるだろう。そんな状況を覆す新体制の起爆剤として、11月3日に記念すべきデビュー25周年を迎える嵐の復活を期待する声は多い。

 ただ、ファンの中には「待たされすぎた」と感じている人もいるようで、今回の二宮の発言があっても、嵐の復活に懐疑的な意見が少なくない。「25周年で再始動がなかったらファンクラブをやめようと思っている」という声もある。

 嵐のファンクラブは会員数が300万人超といわれ、年会費は4000円で、単純計算すると年間120億円規模の収入を生み出している。これは事務所にとって非常に大きな収入源だ。しかし、グループ活動再開のメドが立たないことから退会者が増加していくと推測されており、その大きな分岐点となりそうなのが「デビュー25周年」となる今年だ。

 25周年を迎える今年のうちにコンサートなどができなければ「もう復活はないだろう」と考えるファンが続出し、ファンクラブ退会者が激増するのではと懸念されている。そうした状況から、二宮の一連の発言に対して「復活を匂わせてファンクラブ会員を引き留めようとしているのでは」と、うがった見方をしているファンもいるようだ。

 二宮の発言はデビュー25周年を機に嵐が復活する前触れなのか、それとも具体的な動きにはつながらないのか。いずれにしても、嵐ファンにとって2024年は大きな意味を持つ年になりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/01/24 18:00
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