松本人志の代理人・田代政弘弁護士とは? 業界内で「意外」の声上がるワケ【吉本発表全文】
#松本人志 #ダウンタウン #浜田雅功
ダウンタウン・松本人志が1月22日、“性加害告発”スクープを報じた「週刊文春」の発行元である文藝春秋などに対し、約5億5000万円の損害賠償などを求める訴訟を提起。これに伴い、松本の代理人弁護士がコメントを発表したが、これに業界内外から驚きの声が相次いだ。
同日、吉本興業は公式サイトで「当社所属タレント 松本人志の代理人弁護士より、本日、令和5年12月27日の一部週刊誌報道に関し、訴訟を提起した旨の連絡を受けましたので、お知らせ致します」と報告。
同時に、松本の代理人弁護士である八重洲総合法律事務所・田代政弘氏も「提訴のお知らせ」として「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」と報告した。
これを受け、業界内外では「意外」と驚きの反応も少なくない。というのも、松本を担当する田代弁護士は、過去に衆議院議員・小沢一郎の資金管理団体をめぐる“陸山会事件”を担当した元検察官として知られる人物。当時、虚偽の捜査報告書を作成したとして刑事告発されたが、嫌疑不十分で不起訴に。その後、減給6カ月の懲戒処分を受けて辞職している。
八重洲総合法律事務所の公式サイトによると、田代弁護士は日本プロ野球選手会公認代理人として選手の年俸交渉にも従事しているというが、芸能事務所や芸能人の“御用達弁護士”というイメージは一般的にない。
そのため、裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火もXで「田代政弘弁護士って陸山会の検察官か。てっきり、芸能関係の訴訟を得意としてる弁護士さんが担当するのかと」と反応していた。
ダウンタウン冠番組は、浜田雅功1人で継続
なお、18日発売の「週刊文春」では、所属事務所でなく松本個人が弁護士を雇う形となった理由について、吉本関係者が証言している。
それによると、前提として松本のプライベートでの不祥事が原因で会社に損害が生じた場合、事務所は松本に賠償を求めなくてはならないそう。そのため、松本が名誉毀損で提訴する場合、事務所の顧問弁護士は“利益相反”になるため担当できないと伝えている。
そんな松本側の動きに対し、徹底抗戦の構えを崩さない「文春」だが、一方で、松本個人の各局レギュラー番組は先行き不透明な状況の中、対応に追われている。
23日付の「スポニチアネックス」は、フジテレビで放送中の『人志松本の酒のツマミになる話』および『まつもtoなかい』の2番組について、「番組名の変更が局内で検討されている」と報道。
一方、ダウンタウンのレギュラー番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)を制作する読売テレビは、2月1日放送分以降は浜田雅功が1人でMCを務めると明かしている。
ひとまずは浜田が辞めない限り、ダウンタウンの冠番組は残りそうな状況だが、果たして松本が戻る日はいつになるのだろうか。
※以下、吉本興業のコメント全文
当社所属タレント 松本人志に関するお知らせ
当社所属タレント 松本人志の代理人弁護士より、本日、令和5年12月27日の一部週刊誌報道に関し、訴訟を提起した旨の連絡を受けましたので、お知らせ致します。
本件につきましては、係争中の案件となりますので、当社にお問い合わせいただきましてもお答えいたしかねます旨、予め申し添えさせていただきます。
以下、松本人志の代理人によるコメント全文を記載いたします。
提訴のお知らせ
本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました。
今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。
関係者の皆様方にはご心配・ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
松本人志氏 代理人
八重洲総合法律事務所
弁護士 田代政弘
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