オードリー東京ドームライブ「転売禁止」声明を発表、命の回転は大丈夫か

　来月18日に行われる「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」を前に、ライブの公式X（旧Twitter）がチケット転売についての声明を発表した。

　19日に発表された声明では、不正に転売されたチケットの有効性を一切保証しない旨に加えて、転売する場合は公式リセールを利用してほしいと訴えた。

　同ライブは同ライブはアリーナ席1万2,000円、スタンド席1万円という高額チケットながら、4万5,000席を完売。ライブビューイングはキャパ2,000席のSHIBUYA LINE CUBEに加えて47都道府県の映画館200会場で行われるなど、異例の盛況ぶりを見せている。

　会場チケットには重複分を除いても19万件の応募があったいい、若林正恭が自身のnoteでチケットを取れなかったリスナーに謝罪する一幕もあった。

　転売については、若林自身もラジオ内で何度も怒りを表している。

　昨年6月にはライブに向けて無料配布されていたオリジナルステッカーがメルカリ等のフリマサイトに大量に出品されていることについて、「めっちゃショックじゃない？」と嘆き、「転売しているヤツ、どんなヤツなんだよ！絶対来るなよ、東京ドームお前！」と声を荒げた。

　さらに、「転売しないでくださいって言って、転売する。それでけっこうお金で売る。そんなヤツの命の回転の仕方で、絶対幸せにならないから。未来永劫！」と、独特の表現で不快感を示している。

　21日にはステージが見えにくい注釈付きの席と、まったく見えないステージ裏体感席の追加販売が始まる。激しい争奪戦になることは目に見えているが、1人でも多くの“本当の”リトルトゥースの手にチケットが届くことを祈りたい。

　以下、声明の全文。

【チケット転売に関して皆様へ大切なお願い】
興行主の同意のない本券の有償譲渡は禁止します。
営利目的での譲渡・転売は「チケット不正転売禁止法」により罰せられる可能性があります。
営利目的のチケットの転売・オークション等への出品及び購入は禁止されております。
不正行為が発覚したチケットはすべて無効とし、当日入場をお断りいたします。
正規販売ルート以外で購入されたチケットに関しては、その有効性を一切保証されておりません。
取引が成立しなくても、出品をおこなった時点でご入場不可の対象となり、入場後発覚した場合でも退場いただきます。
万が一、違反行為が発覚した場合、警察への通報をはじめ然るべき対応を取ります。チケットご購入後、止むを得ない事情でご来場が難しくなってしまった方は、公式リセールの実施しておりますので、そちらをご利用ください。
正規販売ルート以外のチケット転売の仲介サイト等で購入されたチケットのトラブルについては、一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
2024年1月19日
オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム 製作委員会

新越谷ノリヲ（ライター）

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

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