なにわ男子、降板した美 少年に代わってAOKIの新CMに起用…ファンから複雑な声も
#美 少年 #なにわ男子
なにわ男子が、紳士服大手「AOKI」のフレッシャーズ応援キャンペーンのCMに起用されたことが17日に発表された。ジュニアの人気ユニット「美 少年」が降板となったことで「旧ジャニーズ外しでは」との見方もあったが、その心配は杞憂だったようだ。だが、同じ旧ジャニーズ内でバトンリレーとなったことで、美 少年のファンからは複雑な声が上がっている。
近年、AOKIのフレッシャーズ応援キャンペーンは、Sexy Zoneがメインのイメージキャラクターとなり、後輩役としてジュニアのメンバーが出演するというパターンとなっていた。だが、昨年の同キャンペーンでは美 少年が単独で広告に起用され、ネット上のファンからは「デビューが近い証拠」と騒がれた。
ところが、美 少年は昨秋の時点で降板情報が流れ、一部では「ジャニーズ性加害問題の影響か」と指摘する声もあった。しかし、なにわ男子がCMを引き継いだとなると、美 少年の降板と性加害問題は無関係だったことになる。
そんな中、降板の理由として有力視されているのがメンバーの炎上騒動だ。昨年の夏ごろ、メンバーの那須雄登が帝国劇場の楽屋の壁に賞味期限切れのシュークリームを投げつけて遊んでいる動画がSNS上に出回り、あまりに非常識な行動に批判が殺到。「食べ物を粗末にした」「伝統ある帝国劇場の楽屋を汚した」という二重の問題があり、動画は5~6年前のものだったが、撮影した佐藤龍我も含めて炎上し、事務所が謝罪する事態となった。
この騒動からほどなくしてCM降板の情報が流れたため、スポンサーはこちらを問題視したのではないかと推測されているようだ。
その一方、業界内では「単純に広告効果の問題だったのでは」との指摘もある。美 少年がジュニア内でトップクラスの人気を誇るユニットであることは疑いようがないが、あくまでデビュー前のグループだ。ソロ活動が好調な浮所飛貴や岩崎大昇ら個人の知名度は一定程度あるにしても、世間一般のグループの認知度はそれほど高くない。結果、広告効果の観点から、デビュー組で世間の認知度が高い、なにわ男子に切り替えたのではないかという見方があるようだ。
降板理由が炎上騒動であっても広告効果の問題であっても、美 少年の勢いに水を差しかねず、期待されているデビューが遠のく可能性がある。
ジュニアの次期デビューをめぐっては、関西ジュニアのAぇ! groupが最有力視されていたが、昨年末に人気メンバーだった福本大晴が「コンプライアンス違反」を理由に電撃的に契約解除され、近々デビューという雰囲気ではなくなってしまった。同じくらい有力視されていた美 少年は前述したように「CMを降ろされた」というマイナス要素があり、もう1組の有力候補であるHiHi Jetsは決定打に欠ける印象で、メンバーたちが「何したらデビューできるの?」と悩みをこぼしたこともあった。
旧ジャニーズが大揺れになったこともあり、次期デビュー争いは混沌とした状況となっている。旧ジャニーズ事務所からマネジメント業務などを引き継ぐエージェント会社「STARTO ENTERTAINMENT」が今春から本格稼働するが、そのころに具体的な動きがあるのだろうか。
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