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YouTuber木村拓哉が見習うべきは元SMAPの草なぎ剛、香取慎吾のチャンネルか

YouTuber木村拓哉が見習うべきは元SMAPの草なぎ剛、香取慎吾のチャンネルかの画像1
木村拓哉(写真/Getty Imagesより)

 今月1日にYouTuberデビューを果たした俳優の木村拓哉。それから半月経過した今月15日の時点で登録者は28万人に達した。

 数々の功績はここで語るまでもなく、知名度は抜群の木村だけに登録者数だけ見るとかなりの数字だが、国民的人気グループ・SMAPの中心メンバーだったことを考えればもっと増えてもいいはず。その証拠に、Instagramのフォロワーは402万(15日現在、以下同)人に達している。

「そもそもYouTubeチャンネル開設の狙いはGYAO!で昨年3月まで放送していた冠番組『木村さ~~ん!』の後継番組という扱い。とはいえ、どれほどその番組の視聴者がいたかというと、正直微妙。あるYouTuberからは、サムネイルの画像がフリー素材を使用していることを指摘されるなど、“キムタクのYouTube”にもかかわらず、あまり予算がないことをうかがわせてしまった」(テレビ局関係者)

 19日現在で7本の動画がアップされているが、1本は開設のあいさつ、そのうち4本は『木村さ~~ん!』の過去回。そして残る2本には、同番組でバイクチームを結成した時のメンバーである俳優の武田真治、DA PUMPのISSA、湘南乃風のリーダー・RED RICEが登場。

 4人で企画を進めた2本の動画の視聴回数は68万回、54万回とそれなりだが、いずれ企画が枯渇しそうだというのだ。

「バイク好きの人にとっては興味深い動画だろうが、キムタクのファンでバイクが好きでもない人は、サムネイルを見て『また、この企画か』と思うのではないか。言うまでもなく今後は、番組の企画から離れたオリジナル動画をどんどんアップしないと、登録者はすっかり伸び悩んでしまうだろう」(同)

 そんな木村が参考にすべきYouTuberは2人。現在の自身の年齢、ファン層からしても、元SMAPの草なぎ剛と香取慎吾かもしれない。2人は、稲垣吾郎とともに17年9月に旧ジャニーズ事務所から独立し共同プロジェクト『新しい地図』として活動。旧ジャニーズ時代にはまったく活用していなかったSNSをフル活用しており、YouTubeもそのコンテンツのひとつだ。

「草なぎの登録者は107万人、香取は48万人。草なぎは仕事現場の舞台裏、ギターの弾き語り、オフの日の買い物など、普通のYouTuberと同じような動画をアップ。視聴回数は多くても10万回程度だが、コンスタントに動画をアップし続けている。一方、香取はもともと、『慎吾ママ』のキャラが知られているが、動画内でも子どもキャラの『しんごちん』、ゲームの名人『リトカ名人』と新キャラを生み出した。視聴回数は多くても15万回ほど。とはいえ、2人とも自身の幅広いファン層が安心して見られる動画。特にバズらせることを狙っていないと思われるので、本人たちも楽しんでやっているはず」(芸能記者)

 自宅の近所で愛犬を散歩する姿が週刊誌などに撮られている木村だが、まずは、愛犬を登場させてみるのはどうだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2024/01/21 13:00
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