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『THE SECOND』にザ・ぼんち! 芸歴16年以上の漫才師、全エントリーを紹介する

THE SECOND~漫才トーナメント~ – フジテレビ

 今年5月に放送される芸歴16年以上の漫才トーナメント『THE SECOND』(フジテレビ系)第2回のエントリーが締め切られ、その出場者が発表されている。

 前回大会では優勝したギャロップのほか、準優勝のマシガンズ、ベスト4の囲碁将棋などが『THE SECOND』をきっかけにブレーク。特にマシンガンズは滝沢秀一の不可解な“ビジュ爆発”もあって、絵に描いたようなシンデレラボーイ(47歳と49歳)となった。

 今年も、昨年とほぼ同数がエントリー。ここでは、ベスト32を選ぶ「選考会」の日程別に注目コンビを探ってみたい。

東京1日目(2月2日/CBGKシブゲキ!!)

アイロンヘッド、おしどり、がっつきたいか、コンパス、三拍子、シンデレラエキスプレス、ダイノジ、タモンズ、チーモンチョーチュウ、どりあんず、馬鹿よ貴方は、はりけ~んず、ひよしなかよし、フルーツポンチ、ものいい、ランジャタイ、ラフ・コントロール、ロビンフット

『M-1』ファイナリストからは、ダイノジ、馬鹿よ貴方は、ランジャタイの3組。さらに、MCとして『M-1』予選の象徴的存在である、はりけ~んず兄さんも昨年に続いてエントリー。昨年『M-1』ラストイヤーを終えたばかりのアイロンヘッドから、2000年代のヨシモト∞ホールを牽引したチーモンチョーチュウ、『ラヴィット!』(TBS系)でにわかに再注目されつつある三拍子など、初日から『THE SECOND』らしいラインナップとなった。

東京2日目 第1部(2月3日/CBGKシブゲキ!!)

キャベツ確認中、すずらん、タイムマシーン3号、タリキ、チャド・マレーン、ツーナッカン、東京ダイナマイト、飛石連休、ななめ45°、2世代ターボ、BANBANBAN、ブルーリバー、ぽ~くちょっぷ、ロングロング、ワンワンニャンニャン

『M-1』ファイナリストからは、本命視する声もあるタイムマシーン3号と昨年、無念のリタイアとなった東京ダイナマイトが再エントリー。岡安章介がアイドルと離婚したり、事務所直属の先輩であるスピードワゴンが何かあってエントリーしていなかったりと周辺が騒がしいななめ45°もモチベーションが高そうだ。

東京2日目 第2部(2月3日/CBGKシブゲキ!!)

遊び屋、アモーン、アメリカザリガニ、ヴィレッジ、浦添ウィンドゥ、ガロイン、磁石、ショウショウ、流れ星☆、Hi-Hi、バクコメ、母心、パタパタママ、ハンジロウ、バンビーノ、六六三十六

初期『M-1』で活躍した松竹芸能の兄貴分・アメリカザリガニが初参戦。ラストイヤーを終えたバンビーノもエントリーしてきた。昨年、ノックアウトステージで三四郎に敗れ、X(旧Twitter)上でたきうえ。がいろいろ言って物議をかもした流れ星☆、『お笑いエスポワール2』(TBS系)で永沢たかしがバナナマン・設楽統に「ケビンス仁木恭平と間違えられる」という屈辱を味わった磁石にも捲土重来を期待したい。

東京2日目 第3部(2月3日/CBGKシブゲキ!!)

インポッシブル、LLR、エルシャラカーニ、ガクテンソク、ガッポリ建設、ガンリキ、クロスバー直撃、新宿カウボーイ、天狗、東京ペールワン、ななまがり、虹の黄昏、2丁拳銃、ばいそん、宮田陽・昇

『M-1』ファイナリストは2丁拳銃のみ。一部では優勝候補の声もある、ななまがりがこの日にエントリーしている。また、三拍子とともに「誰が見てもマシンガンズよりがんばってるのに!」との呼び声が高いエルシャラカーニ、昨年の同大会で「誰が見てもマシンガンズには勝つと思ってたのに!」でお馴染みのガクテンソクにも注目だ。

東京3日目 第1部(2月3日/CBGKシブゲキ!!)

あどばるーん、イタリアン・シガー・ブルドッグ、いち・もく・さん、イヌコネクション、烏龍パーク、オテンキ、サカイスト、ザ・パンチ、ジャルジャル、スリムクラブ、ちぇす、トータルテンボス、バンジージャンプ、本田兄妹、モダンタイムス、リニア、ロケット団

ザ・パンチ、ジャルジャル、スリムクラブ、トータルテンボスと『M-1』組がそろった。特に、昨年は自他ともに認める優勝候補だったにもかかわらずベスト32に残らなかったトータルテンボスには期待が集まる。

東京3日目 第2部(2月4日/CBGKシブゲキ!!)

イシバシハザマ、オキシジェン、かもめんたる、キャン×キャン、こりゃめでてーな、ダーリンハニー、ナインボール、にほんしゅ、響、風藤松原、プラス・マイナス、ブラックパイナーSOS、マシンガンズ、三日月マンハッタン、レイザーラモン、蓮華

この大会の象徴的存在となったマシンガンズが今年もエントリー。昨年は決勝でネタがないという状況に陥ったが、今年はどうなるか。そのマシンガンズを後目に00年代の太田プロでは圧倒的な人気を誇っていたブラックパイナーSOSの気持ちも察するに余りあるところだ。そして、やはり超実力派のプラス・マイナスは今年も優勝候補の筆頭といえる存在である。

大阪1日目(2月13日/YES THEATER)

COWCOW、ザ・プラン9、ザ・ぼんち、しましまんず、シャンプーハット、スーパーマラドーナ、タナからイケダ、チキチキジョニー、ハイキングウォーキング、ひこーき雲、ボルトボルズ、もっこすファイヤー、モンスターエンジン、ヤング、ラフ次元

ザ・ぼんちだ。全盛期には武道館コンサートで究極のワーキャーを体験し、ヘリ移動を繰り返していた伝説的コンビ。長い解散期間を経て再結成してから22年、ここにきて『THE SECOND』にザ・ぼんちである。もはや、何を期待するとかそういうことではなく、ただただ戦うザ・ぼんちを見たい。そう思わせるエントリーである。

大阪2日目(2月14日/YES THEATER)

女と男、雷ジャクソン、祇園、5・7・5、コンチェルト、span!、スマイル、ダブルアート、ツートライブ、どんぐり兄弟、フロントライン、ヘッドライト、ヘンダーソン、山口ふく太郎・ふく子、吉田たち、リップサービス、ロッテンダ

一転、この日は祇園、ダブルアート、ツートライブ、ヘンダーソンと『M-1』を卒業したばかりの『THE SECOND』的には若手が揃った。昨年、敗者復活戦でブロック代表まで残ったヘンダーソンが、その勢いのままにどこまで勝ち上がれるか。

 * * *

 ベスト32以降は観客投票の一発勝負という性質上、番狂わせや名勝負が数多く見られた昨年の『THE SECOND』。今年はザ・ぼんち師匠のエントリーというトピックもあって、昨年以上の盛り上がりを見せそうだ。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2024/01/17 16:00
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