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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 平野紫耀、「完売王」の本領発揮か

平野紫耀、YSLアンバサダー就任で大行列&商品の売上540倍…「完売王」の本領発揮か

平野紫耀Instagram

 元King & Princeで現在はNumber_iのメンバーとして活動する平野紫耀が、イヴ・サンローラン・ボーテ(YSL)のアジアアンバサダーに就任。発表直後には表参道のYSL旗艦店に行列ができ、平野がCM出演するアイコンリップ「ルージュ ピュールクチュール」の売上が前日比で約540倍になるなど、すさまじい経済効果を生み出したことが話題になっている。

 平野のアンバサダー就任は10日早朝に各メディアで一斉に報道され、平野が出演する「ルージュ ピュールクチュール」のコンセプトムービーなども解禁された。YSLは「世界で羽ばたく絶対的なアイコニックスターになる、ユニバーサルなカリスマ性、誰もを惹きつける、大胆で自信に満ちた、力強い存在感を持つ生まれながらのスター」と平野を評し、ブランドのイメージを体現する人物にふさわしいとしてアンバサダーに選出したという。

 前日には都内で就任式が開かれており、平野は「2024年はいい意味で皆さんを裏切りたいなと思っていて」「1月1日にNumber_iとしてデビューさせていただいて、26歳になってここから30代に入っていって、子供の頃に想像していた大人になれているのか不安なんですけど、イヴ・サンローランでメイクアップして魅力的な男性になっていけたらなと思います。あとは自分も見たことのないようなメイクにチャレンジしてみたいですね」などとコメントした。

 10日早朝の報道後、表参道のYSL旗艦店に女性たちの行列が発生。オープン時間は午前11時だが、2時間前から並んでいたファンもいたという。就任式の当日に平野が同店を訪れており、単に商品を買いたいというだけでなく「聖地」となったことでファンが大勢集まったとみられる。

 SNS上でも「表参道のyslの行列すごかった…」「美容室帰りに表参道のYSLの前通ったら大行列で景気良かったな」といった声が上がっており、すさまじいにぎわいとなっているようだ。

 ECサイトでの反響も大きく、日本テレビの報道によると、平野がアンバサダーを務める「ルージュ ピュールクチュール」の10日午前4時から正午までの売上は、前日と比べて約540倍になったという。価格は税込6,050円で決して安いものではないが、ファンがこぞって買い求めたようだ。

 今回のような騒動は初ではなく、昨年11月にファッション誌「VOGUE JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)とYSLの人気フレグランス「LIBRE」がタイアップしたコンテンツにNumber_iの平野、神宮寺勇太、岸優太が登場した際にも、発表当日に開店前から100人以上の行列ができ、2日目には行列が約300人に増加。入店まで3~4時間待ちの異例の状況となり、ECサイトでも商品の品切れが起きたことで3000人以上の入荷待ちが発生するという、大フィーバーを巻き起こしていた。

 他のボーイズグループのファンからは「なぜNumber_iおよび平野のファンはそんなに購買力があるのか」「自分だったら推しがハイブランドのアンバサダーになったからといって、すぐに商品には手が出せない」といった声も聞こえている。

 その理由として、かねてから指摘されているのが平野のファン層の広さだ。通常、20代のアイドルというと10代~20代のファンが中心となるが、平野の場合はそれに加えて30代~40代のファンが多く、それどころか50代以上のファンも珍しくない。

 平野は旧ジャニーズ時代に表紙を飾った雑誌を次々と完売させたことから「完売王」とも称されたが、40代向けの「美ST」(光文社)のような雑誌も売り切れ続出で激しい争奪戦となった。平野が「お姉様」たちのハートをガッチリつかんでいる証拠ともいえるだろう。

 10代~20代だとリップ程度であってもハイブランドを即買いというのは難しいだろうが、30代以上なら大きく購買力が上昇する。そういう意味では、平野とハイブランドの組み合わせは非常に相性がいいともいえそうだ。

 平野は年明けにルイ・ヴィトンとのパートナーシップを締結したことを報告しており、こちらも本格始動後にバカ売れ現象を巻き起こしそうな気配。アーティストとしてだけでなく、経済を動かす「完売王」としても注目を集めそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/01/12 15:30
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