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アンタッチャブル山崎弘也が交通事故……藤本敏史と明暗分かれたワケ

アンタッチャブル山崎弘也が交通事故……藤本敏史と明暗分かれたワケの画像1
アンタッチャブル・山崎弘也

 芸能事務所・人力舎が1月10日、同社に所属するアンタッチャブル・山崎弘也が乗用車を運転中、非接触事故を起こしたと発表。これを受けてネット上では、山崎に対しなぜか「偉い」と好意的な声が相次ぐ事態となっている。

 同事務所は公式サイトで「弊社所属タレントのアンタッチャブル山崎弘也が、昨日1月9日(火)午前、都内交差点において、バイクとの非接触事故(誘因事故)を起こしました」と報告。

 続けて、「事故直後、転倒された被害者の方への救護措置や警察への通報などの必要な事故処理は全て終えております。被害者の方は当日治療を終えられ、帰宅されたと聞いております」と状況を明かし、「本人は猛省しており、引き続き被害者の方に誠意を持って対応させていただく所存です。本件を受け、弊社所属タレントや社員に対し、改めて交通安全教育を徹底して参ります」とつづられている。

 なお、TBSの詳報によれば、山崎は東京・品川区のT字路で左折しようとした際、直進してきたバイクと接触しかけ、バイクが転倒。午前7時45分に山崎自ら110番通報し、「自分の車が飛び出してしまい、バイクが急ブレーキで転倒した」などと説明したという。

 転倒した男性は軽傷を負ったというが、ネット上では「すぐに通報して偉いし、事務所の発表も早いね」「常識的な行動をとってて、好感度上がった。反省しているなら謹慎する必要はないと思う」などと、なぜか山崎に好意的な声が続出している。

FUJIWARA・藤本敏史は芸能活動を自粛

 芸人の交通事故といえば、昨年10月4日、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が東京都渋谷区の交差点を乗用車で直進中、右から来た乗用車と衝突した。

 この事件が公になったのは7日後の同11日で、吉本興業が公式サイトで「弊社所属 FUJIWARA 藤本敏史は2023年10月4日(水)正午ごろ、東京都渋谷区交差点において自身が運転する車両と被害者の方の車両との接触物損事故を起こしました」「本人については、当面の間、芸能活動を自粛することになりました」と発表。

 翌日には、複数のメディアが“当て逃げ”の疑いがあることを報じ、同11月14日に藤本は道路交通法違反(事故不申告など)容疑で東京地検に書類送検された。

 さらに遡ると、2020年10月には俳優・伊藤健太郎が乗用車を運転中、バイクに衝突。そのまま立ち去ったとして自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、その後不起訴に。

ザキヤマとフジモン、交通事故で明暗

 また16年12月には、NON STYLEの井上裕介が乗用車を運転中、タクシーに衝突したが、対応せずに帰宅。翌年に書類送検され、やはり不起訴処分となった。

 もちろん、事故を起こした際にその場で通報するのは当たり前のことだが、有名人による“ひき逃げ”や“当て逃げ”といった報道のインパクトが世間に強く残っているため、真っ当な対応を行った山崎に称賛の声が集まったようだ。

 なお、山崎が非接触事故を起こした前日の今月8日には、俳優・伊勢谷友介が別の乗用車に追突する事故を起こしている。警視庁は、伊勢谷の前方不注意が原因とみて調べているが、けが人はなく、現場では伊勢谷本人が110番通報したそうだ。

 そして当の伊勢谷は事故から2日後の10日、自身のインスタグラムを更新。事故については触れておらず、スポーツウェア姿の自身の画像とともに「最新素材“エクスポアー”を使ったセットアップ。薄く、軽く、そして快適に。リサイクル素材100%ですって!」とつづっている。

 今回、対応や公表がスピーディーだったこともあり、ネットユーザーから寛容な反応が目立つ山崎。藤本とは明暗が分かれたようだ。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2024/01/11 17:00
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