トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 山田涼介、事務所とも衝突したグループ愛は不滅

山田涼介、不安広がる時期に「脱退説」完全否定…事務所とも衝突したグループ愛は不滅

山田涼介Instagram

 かねてから退所説や脱退説が流れていたHey! Say! JUMPの山田涼介が、独立や脱退を「完全否定」し、多くのファンを歓喜させた。

 話題となっているのは、10日付のスポーツ報知に掲載された新春インタビューでの発言。事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題によって環境が大きく変わり、それに関連してグループのデビュー曲「Ultra Music Power」の封印を決断するなど自身にも大きな影響があったことを踏まえ、山田は以下のように語っている。

「僕がどういう形で、どういうことを考えて…というのをおおっぴらに言うつもりはないのですが、僕にはグループがある。Hey! Say! JUMPというグループで16年間歩んできて、苦しいことも楽しいこともあったけど、やっぱり『このグループがあって、僕がいる』という思いがある。独立とか、何やら騒がれるタイプではありますけど。『勝手なことを言ってくれるな』と思う時もあるんですけどね」

 さらに、山田は「できる限りは、8人で楽しんで。個人でも、新しいチャレンジを考えているので、待ってくれているファンが一緒にいてくれる限り、楽しんでいきたい」と告白。これは実質的な「脱退しない宣言」であり、今後も誰もメンバーが欠けることなく活動を継続していきたいという意思を表明したといえそうだ。

 これを受けて、SNS上のファンからは「JUMPを推してよかったとほんとに思える瞬間」「ソロでもやっていける実力も人気もあって、世間では独立が噂されてるのに、こんな安心させる言葉くれるアイドル最高すぎん?」「顔も中身もカッコよすぎる…一生ついてく!」などと歓喜の声が沸き起こった。

 最近の旧ジャニーズでは、岡田准一、二宮和也、生田斗真、風間俊介ら俳優業中心のタレントたちが続々と独立を発表。さらに、元Kis-My-Ft2の北山宏光のように滝沢秀明氏の事務所「TOBE」へ移籍するケースや、元A.B.C-Zの河合郁人のように事務所に残ったままグループを脱退する事例も出るなど混沌とした状況になっていた。

 先日は、ファンが最も「脱退はない」と信じていたSexy Zoneの中島健人が3月いっぱいでのグループ卒業を発表。退所はせずに以降はソロとして活動するというが、このまさかの決断によってファンの間に「もう誰が脱退・退所してもおかしくない」という緊迫した空気が生まれた。

 山田については、昨秋に一部メディアで「退所を考えており、現在行われているツアーが終了するタイミングで発表が行われる可能性がある」などと具体的な退所説が報じられ、ファンクラブ向けブログで「皆がそれぞれ明るい未来に進めるようにメンバー全員でしっかりと話し合いを重ねていきたい」と、まるでメンバーがバラバラになるような印象の文章をつづったことで、独立や脱退の可能性が有力視されていた。しかし、今回のインタビューでそれを完全払拭したといえそうだ。

 山田は2013年に「ミステリー ヴァージン」でソロデビューしているが、このデビューをめぐって「JUMPを売り出すタイミングでなぜ俺1人?」「俺は絶対に嫌」などと当時のマネージャーやジャニー氏に初めて反抗し、バチバチにやり合ったという逸話がある。最終的にメンバーの説得でソロデビューを果たすことにはなったが、山田のグループ愛の強さをうかがわせるエピソードといえるだろう。

 Hey! Say! JUMPは山田が絶対的エースとなっているため、もし脱退するようなことがあれば今後の戦略をすべて練り直す必要もあっただろうが、彼のグループ愛は不滅の様子。ファンは安心して今後も推すことができそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/01/11 15:00
ページ上部へ戻る

配給映画