トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『笑点』林家木久扇の後任候補

『笑点』林家木久扇の後任候補に挙がった“落語家ではない人物”

『笑点』林家木久扇の後任候補に挙がった落語家ではない人物の画像1
日本テレビ『笑点』公式サイトより

 3月いっぱいで『笑点』(日本テレビ系)を勇退する落語家・林家木久扇。1月2日の日刊スポーツの取材では、「今は悲しくなくて、とてもさっぱりしてて、すがすがしい気持ちです」と胸中を語り、勇退後は高座はもちろん、執筆やラーメンの新商品発売などが控えているという。

 そんな木久扇の『笑点』メンバーとしての最後の正月特番『笑点お正月だよ!大喜利まつり』は、石川県能登地方で震度7の強い地震が発生した影響で放送は取りやめに。

「番組では木久扇の“最後の夢”を叶えるロケが敢行される予定だった。息子の林家木久蔵、孫の林家コタも登場。親子三代でゲスト出演した綾瀬はるかとカルタで遊ぶなど、本人も『夢のような時間を過ごした』とご満悦でした。編成を調整のうえで改めて放送されるのでしょうが、楽しみにしていた出演者やファン、スタッフはしばらく待ちぼうけを食らいそうです」(テレビ誌ライター)

 特番の中身以上に、目下ファンの注目の的は木久扇の後任だ。昨年12月28日には、番組の司会を務める春風亭昇太がメディアの取材に応じ、「ある程度落語家として出来上がっている人」「上方の芸人起用は(交通費や宿泊費が)高くつくから(ない)」「女性が入ってもおかしくない」と予想したものだった。

「現在、東京では落語協会、落語芸術協会、円楽一門会、落語立川流という4つの落語団体が存在しており、そのしがらみから『笑点』の出演者については日テレ側も簡単には決められないのが実情です。とはいえ、ほんの数年前まで視聴率17%を記録していた同番組ですが、現在は10%割れと下落に歯止めが利かない状況とあって、後任選びを“派閥の論理”に委ねている場合でもない。木久扇は息子の木久蔵に引き継ぎたいようですが、大きなテコ入れを目指す日テレサイドは絶対にNOの姿勢だとか。女性では美人噺家の蝶花楼桃花が最有力で、上方落語協会では月亭方正が売り込みをかけているともっぱらです」(テレビ関係者)

 そんななか、意外な人物の名前が急浮上しているという。別のテレビ関係者が耳打ちする。

「爆笑問題の太田光です。落語家ではありませんが、そもそも三代目司会の三波伸介だって落語家ではありませんでしたから、その点は問題ないはず。『笑点』は立川談志が自ら企画して実現したものであり、その談志がかわいがっていたのが太田でした。現在、番組で作家を務めるのは談志に世話になった人が多く、半ば遺言のように太田の起用を託されているという話もあり、まさに今がそのタイミングとも言えそう。実際、太田も『笑点』の出演者候補に名前が挙がっているのを耳にしているようで、昨年のラジオ番組では『もしかしたらなんだけど、大喜利のメンバーにならなきゃならないかも』『それはもぉ~準備してます』とボケもまじえながらも前向きな姿勢を見せていました。ふざけすぎて番組をめちゃくちゃにされる懸念があるものの、面白い人選だとは思いますね」

 太田との絡みを嫌った綾瀬が特番に出演しなくなるのだけは避けてもらいたいものだが……。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2024/01/08 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画