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木村拓哉、YouTube開設も大苦戦…Snow Manの動画で“宣伝”しても不発のワケ

木村拓哉 公式YouTube

 元SMAPの木村拓哉が1月1日にYouTubeチャンネルを開設した。「スーパースターがYouTubeに降臨」ともいえる状況だが、人気後輩グループ・Snow Manの動画やテレビで“宣伝”したにもかかわらず、登録者数が4日昼の時点で10万人に届かず、動画の再生数も30万台と伸びずに思わぬ苦戦となっている。

 木村は1日に放送された新年恒例の特番『さんタク』(フジテレビ系)で、明石家さんまから「俺はせえへんって決めてるけど、おまえはYouTubeやってるの?」と問われ、「以前やっていた配信の番組がストンと終わったので、それをそのままそっち(YouTube)に移行するのもありだなとは思ってます」とプランを明かした。

 木村は動画配信サービス「GYAO!」で2018年から冠番組『木村さ~~ん!』を続けていたが、昨年3月に「GYAO!」が消滅したことで番組も終了していた。番組をそのまま移行させる計画のようで、YouTube動画撮影のノウハウを学ぶため、さんまと共にSnow ManのYouTube撮影をサプライズで見学するという展開となった。

 この様子は『さんタク』内で放送されたほか、Snow Manが3日に投稿したYouTube動画でも流れ、双方で木村のYouTubeチャンネル開設が告知された。

 ところが、木村のチャンネルは3日正午の時点で登録者が約4.5万人と厳しいスタートに。予告編的な動画が1日に公開されていたが、これも再生数が同時点で17万回程度にとどまった。

 登録者数の伸び悩みが複数のメディアで報じられたことや、先述のSnow Manの動画の効果があったのか、4日ごろから徐々に増え始めたが、それでも4日昼時点の登録者数は約9.2万人、動画の再生数は約37万回。「スーパースター・木村拓哉」としては物足りない数字となっている。

 同じ旧ジャニーズ系(現STARTO ENTERTAINMENT)としては、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨による「よにのちゃんねる」が1日に公開した動画は、同じ4日時点で100万回再生を超えている。Snow Manに至っては、先述した木村とさんまが出演した動画が1日も経たずに125万回超の再生数となった、また、Snow Manは昨年大みそかの生配信で同時接続者数が133万人を超え、元NEWSの手越祐也が緊急記者会見を開いた時の132万人を破り、日本歴代1位となった。

 TOBE移籍組としては、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太による新グループ「Number_i」の1stシングル「GOAT」のMVが1日にYouTubeで配信され、公開からわずか3日で1000万回再生を突破している。

 後輩たちの数字と比べると、木村の苦戦ぶりがより際立ってくる。その理由については、木村のファン層とYouTubeのユーザー層が異なるという指摘もあるが、最も有力視されているのは「タイミングが悪すぎ」という意見だ。

 2024年は元日に能登半島で最大震度7を観測する大地震が発生し、2日には羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突する事故が起きた。3日には北九州市小倉の飲食店街が大規模な火災に見舞われ、JR山手線内で女が刃物で複数の乗客を切りつける事件もあった。世間を震撼させるような事件が立て続けに発生したことで、木村がYouTubeチャンネルを開設したことへの注目度が上がらず、それが登録者数や再生数の伸び悩みにつながったとの見方が強いようだ。

 ネットとの親和性は決して悪いわけではなく、Instagramのフォロワー数は400万人超で旧ジャニーズ系の個人アカウントで圧倒的トップとなっている木村。YouTubeの次回更新は6日の夜10時だというが、ここからスーパースターらしい巻き返しはできるだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/01/05 15:00
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