日テレ藤井貴彦アナ『news zero』抜擢の裏に「羽鳥慎一との格差」への配慮が…

　日本テレビの藤井貴彦アナが2023年12月16日に放送された『世界一受けたい授業』にゲスト出演。一昨年、宅地建物取引士の資格を取得していたことを語った。

「いつかは不動産屋さんになりたい」との夢があったことを明かした藤井アナだが、2020年にはワインエキスパート、2021年には日本酒の資格も取得しており、今回51歳で国家資格に挑戦した向学心旺盛な姿には視聴者からも大きな拍手が送られている。

　そんな藤井アナといえば、来年3月に『news every.』を卒業。4月から有働由美子の後任として報道番組『news zero』のメインキャスターを務めることが決まっているが、日本テレビ局員はこう不安をもらす。

「コロナ禍で感染者数が発表された後の視聴者に寄り添ったコメントが評判となり、『好きな男性アナウンサーランキング』で上位常連の藤井アナではありますが、その好感度は『news every.』の視聴率にはほとんど反映されていません。“物を言うアナウンサー”というキャラ立ちはしているものの、有働よりも画ヅラが地味になることは必至。おそらく数字を落とすことになるでしょう。それでも局が抜擢に踏み切ったのは、同期入社した羽鳥慎一との“格差”への配慮があったから。『年収億超え』『貯金は7億円』と言われる羽鳥と収入面では比べるまでもないですが、藤井アナは“男版・水卜麻美”と言われるほど、局への忠誠心が強い。とはいえ、番組スタッフの大半は視聴率下落に戦々恐々としていて、画面に華を添える女性コメンテーター探しを開始。ギャルタレントのゆうちゃみなど、藤井アナと真逆のタイプがチョイスされていると聞きます」

　一方、藤井アナの後任で鈴江奈々アナと共に『news every.』のメインキャスターとなる森圭介アナにも不穏な話が……。

「45歳の森アナは、2006年から17年間出演した『スッキリ』で知名度を上げ、現在は鈴江アナと同じエグゼクティブアナウンサー。局からも“男性エースアナ”として目をかけられています。しかし、彼は野心家タイプで3年以内にフリー転身し、羽鳥の所属する事務所入りを目論んでいるともっぱらです。『news every.』の視聴率しだいで、そのタイミングが早まるかもしれません」（前出・日本テレビ関係者）

　藤井アナの背中は後輩には刺さらない？

大山ユースケ（ライター）

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ