10代の「なりたい顔」で韓国勢が上位独占…日本人タレント消滅は芸能界激変の予兆か
#韓国 #ウォニョン
10代女子の「なりたい顔」ランキングから日本人タレントが消え、韓国のタレントがベスト3を独占。若者世代におけるK-POP人気の高さと、日本人タレントの支持低下を如実に表しているのではないかと話題になっている。
国内最大級の美容プラットフォーム「LIPS」を運営するAppBrewが18日、10代~50代のLIPSユーザー1856人を対象に実施した「今、なりたい顔」に関する調査結果を発表。10代では、1位が韓国のアイドルグループ「IVE」のウォニョン、2位が韓国のガールズグループ「NMIXX(エンミックス)」のソリュン、3位が韓国の多国籍アイドルグループ「aespa(エスパ)」のカリナで、韓国勢の独占となった。
昨年4月の同調査では、10代の1位が橋本環奈、2位が浜辺美波、3位が石原さとみだったのだが、今年は日本人タレントが完全に消えてしまった。
この傾向は他の世代にも表れており、今年の20代は10代と同じくウォニョンが1位で、2位が今田美桜、3位が橋本環奈となった。30代では安定の北川景子が1位だったが、2位は『彼女の私生活』『キム秘書はいったい、なぜ?』などのヒットドラマで「ラブコメの女王」と称される韓国人女優のパク・ミニョンがランクインし、3位の今田美桜よりも支持を集めた。40代は1位が北川景子、2位が井川遥、3位が田中みな実と日本人タレントだけだったが、30代以下は韓国勢の躍進が目立つ結果となっている。
10代では、aespaのウィンター、NewJeansのハニ、IVEのイソ、LE SSERAFIMのウンチェらの名前も多く挙がり、調査結果のリポート内では「中でも2020年にデビューしたaespaの人気は圧倒的」とされている。K-POPというと、一時期は「ゴリ押し」「メディアが無理やり流行らせようとしている」などと揶揄されたこともあったが、着実に日本の10代の間に浸透していたようだ。
しかし、これに対してネット上では「10代のなりたい顔、全員知らないんだけど……」「本当にそんなに韓国のタレントって支持されてるの?」といった疑問の声も。その一方で「現役女子大生の私からしたらウォニョンが1位なの納得」「新大久保なんて若い女の子ばっかりだし、ふつうにK-POP人気すごいよ」といった意見もあり、さまざまな意味で反響が広がっている。
これだけ10代が韓国系タレントにあこがれているとなると、その分だけ日本人タレントが支持を失っている可能性があり、芸能界が激変していく予兆とも考えられる。大みそかのNHK『紅白歌合戦』は、旧ジャニーズ勢が排除された影響もあり、SEVENTEEN、Stray Kids、LE SSERAFIM、NiziU、MISAMO、JO1(吉本興業と韓国のCJ ENMによる合弁会社に所属)とK-POP勢が過去最多の6組出場することが話題になったが、それも今まで以上に韓国勢が日本の芸能界に浸透していく未来を象徴しているのかもしれない。
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