STARTO社始動も資金難か、旧ジャニーズファンが怯える福田新社長の“余計な改革”
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既報の通り、旧ジャニーズ事務所からマネジメント業務などを引き継ぐ新会社の名称が『STARTO ENTERTAINMENT』(スタートエンターテイメント)に決定、代表取締役CEOに就任した福田淳氏は、独自の音楽配信サービスを立ち上げることを発表した。さらに、グローバル展開、メタバース市場参入という新方針を掲げ、旧ジャニーズ事務所のイメージ払しょくを最優先とする構えだ。
「ともあれ、新会社のスタートは波乱含みとなりそうな気配です。福田氏は社長就任後、テレビ各局の社長や幹部と次々に面会。資料を基に今後の方針について説明したといいますが、その場で資金難を訴え、銀行からも8000万円ほどしか借りることができなかったことを明かしていたといいます」(前出・芸能記者)
福田氏が改革の象徴として計画していると噂されているのが「SMAP再結集」だ。福田氏はSMAPの元チーフマネジャーで『新しい地図』の香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の所属事務所社長・飯島三智氏とも親交があることから、可能性は十分。また、分裂したKing & Princeの再共演や旧ジャニーズJr.グループの事実上のデビューも予想されるところだ。
しかし、旧ジャニーズ事務所は、今後1年間、所属タレントの広告出演と番組出演などで得た出演料についてはすべてタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬を受け取らないとの考えを明言しているだけに、仮にそうしたサプライズがあったとしても、収益面でのメリットはさほど大きくはなさそう。
そんななか、旧ジャニーズファンが恐れているのが、「女性タレントの所属」だという。テレビ関係者が耳打ちする。
「福田氏最大の野望が『次世代スターを生み出す』こと。表向きにはこれまで培ったブランド力で勝負する趣旨の発言をしていますが、テレビ各局への説明では女性タレントやアイドル、女優も所属させて総合事務所となる事業計画を披露し、公開オーディションを行うプランもあるのだとか。福田氏は女優ののんを後見しているだけに、“男性縛り”をなくしたいのが本音。しかし、これまでジャニーズタレントが番組での共演を機に女性タレントと親密な関係になった例は少なくなく、旧ジャニーズJr.をメインにした音楽バラエティ番組『ザ少年倶楽部』(NHK)が女性アイドルも出演する『ニュージェネ!』にリニューアルされた際には、ファンから『出会いの場になる』とブーイングが飛び交ったものでした。ましてや同じ事務所に女性タレントが所属するとなれば、猛批判を食らうのは目に見えていますが……」
ネット上でも旧ジャニーズファンから「女性グループなんてありえない」「ジャニーズは、男子がわちゃわちゃしてるのを見るのが楽しい」「目新しい余計なことはしないでほしいです」との声が多く聞かれる。
一部の熱狂的なファンの願望もいかがなものかと思わざるを得ないが、福田氏の改革の方向性がズレたら、一瞬で新会社が吹っ飛ぶこともあり得るのかもしれない。その手腕が見物だ。
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