中居正広、事務所拡大で旧ジャニ退所者の受け入れ視野? 「TOBE移籍」「独立」に続く新たな選択肢
#中居正広
旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)から今後も退所者が続出するとみられている中、元SMAPの中居正広が新スタッフを募集するなどして個人事務所を拡大し、退所者の新たな受け皿になることを視野に入れていると報じられ、その動向に注目が集まっている。
STARTO社からは、元King & Princeの平野紫耀ら計12人が滝沢秀明氏の率いる事務所「TOBE」へ移籍し、俳優業を中心に活躍していた二宮和也、岡田准一、生田斗真、風間俊介(年内いっぱいで退所)は相次いでフリーランスとして独立することを発表した。
CMや番組への起用で性加害問題の影響がいまだ続いており、人気グループであればオファーはあるものの、知名度のない若手は先が見えない厳しい状況となっている。二宮や岡田らのように事務所の看板に頼らなくても仕事ができるなら独立という手があるが、そうでない場合は離脱するなら別事務所への移籍が現実的。しかし、引き抜きにも見えるTOBEへの移籍は躊躇するタレントがおり、そもそもトップの滝沢氏とのパイプがないとTOBE入りは難しいという事情もある。結果、動くに動けなくなったタレントが少なからずいるようだ。
そんな中、発売中の「女性自身」(光文社)が「中居正広が新マネージャーを募集して事務所を拡大し、旧ジャニーズ離脱タレントの受け入れも視野に入れている」と報道。旧ジャニーズから枝分かれしたSTARTO社、滝沢氏のTOBE、元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の「新しい地図」などと並ぶ新勢力になるのではと推察されている。
中居は2020年に旧ジャニーズ事務所を退所し、以降は自身が代表を務める個人事務所「のんびりなかい」の所属として活動。長年の付き合いであるマネージャーは旧ジャニーズから出向しているといわれ、中居は「タレントは自分1人、社員も経理1人くらいしかいない」と小規模な事務所であることをたびたび明かしていた。
しかし、中居は個人事務所でありながら4本のレギュラー番組を抱え、今年9月からはソフトバンクのCMが大々的に展開されている。小規模事務所であっても大型案件をこなせることを証明したといえそうだが、さらにマネージャーを募集するとなると、確かに事業規模の拡大を計画しているのではと思えてくる。
中居は昨年秋ごろから体調を大きく崩して一時休養し、復帰した現在も健康面を不安視する声がある。タレント1人の事務所だとスタッフのためにも無理を押して働かないといけなくなってしまうが、退所者を受け入れて規模を拡大すれば、中居の負担は軽減されそうだ。もし退所者を受け入れるなら、固い絆で結ばれた後輩の藤ヶ谷太輔らが所属するKis-My-Ft2が最有力候補となるだろう。
ただ、中居は17日放送のフジテレビ系トーク番組『まつもtoなかい』で、ゲスト出演した元KAT-TUNの赤西仁が「(中居の事務所に入ったら)面白いですよね」と語った際、「(のんびりなかいは)音楽事務所でもないし、本当にのんびりで。社員も経理1人しかいなくて」とやんわり拒否し、他のタレントを抱えることについて「重い」とこぼしていた。しかし、中居のキャラクターを考えると本気なのかジョークなのかは微妙なところだ。
いずれにしても、中居が退所者を受け入れるなら、旧ジャニーズ所属タレントたちにとって「残留」「TOBE移籍」「独立」に続く新たな選択肢が増えることになる。中居は現在も旧ジャニーズとの関係が切れていないため、円満に移籍できそうなことも魅力だろう。悩める後輩たちにために中居が一肌脱ぐことになるのか、今後に注目したい。
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