熊田曜子、不倫疑惑否定で「バラエティ復帰」目指すも…視聴者は「需要ない」と辛らつ
#熊田曜子
タレントの熊田曜子が、12日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『ロンドンハーツ』に出演。「もう一度バラエティで活躍したい」と訴えたが、共演者や視聴者からは厳しい反応が寄せられた。
放送では「ナダル先生のタレント進路相談」と題し、コロコロチキチキペッパーズのナダルが仕事の方向性に悩んでいるタレントとマネージャーにアドバイスする企画を実施。ゆきぽよこと木村有希と熊田がワケアリ相談者として登場した。
かつて熊田はグラビアで活躍し、結婚・出産後はママタレントに転身。バラエティはもちろん、情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)にも定期的に出演するなど芸能活動は順調だった。ところが、2021年に夫からDVを受けたと警察に通報し、夫が逮捕される騒動が発生。夫サイドは週刊誌上でけんかの原因になったという熊田の不倫を告発し、その相手が元フジテレビの平井理央アナの夫(当時)であるテレビプロデューサーだと疑われたことで騒動が拡大した。さらに不貞の証拠として、夫サイドが熊田のかばんの中にあった女性用アダルトグッズからDNAを採取したと伝えられるなど泥沼の争いとなった。
熊田は昨年4月に「円満離婚」が成立したと報告したが、一連の騒動の影響で大手メディアでの仕事はほぼ消滅。昨年12月に平井アナが離婚を発表し、熊田の存在が影響したのではと指摘されたこともイメージ悪化を加速させた。
番組では、熊田のマネージャーが「騒動の影響で営業もしづらくなっている」と実情を吐露。海外に活路を見出そうとしているというが、熊田本人は「日本でも活動したい」との思いが強いという。それを受けて、ナダルはスキャンダルをいい方向に転がす方法として「セクシー系ビデオ」への出演を提案した。
しかし、熊田は納得せずに「もう一度バラエティにいきたいんです!」と切実な思いを告白。「前は多分使いやすかったと思うけど、今は使いにくいタレントになっちゃった」と自己分析しながら、以前のようにテレビで活躍したいと訴えた。
だが、ナダルは「なんでもしたい、したいが叶う世の中じゃないんですよ。バラエティもいろんな人が頑張って番組作って、スポンサーさんがお金出してくれてるわけでしょ。だから全員、実生活で女の子と遊びたくても我慢してる。番組に迷惑かけたくないから」などと説教モードに。熊田が「それは諦めろってことですかね」と質問すると、ナダルは「だいぶ(番組や関係者に)迷惑かけてるから、やりたい、やりたいって言われても、どうやって出て行くのって」と、進路相談を放棄するような返答で突き放した。
熊田は今年10月に出演したABEMAの番組で、自身の不倫疑惑について「一番気になってるところは不倫をしたかしてないかだと思うんですけど、してません」と完全否定しており、本人としては「やましいことはないのでバラエティにもう一度いきたい」という思いなのかもしれないが、世間は「はいそうですか」とはならないようだ。
ネット上の視聴者からは「あんなヤバい騒動があって、またバラエティに出たいとか無理でしょ」「今回はナダルが100%正しい」「イメージ悪くなった人を使わなくても、面白い女性タレントはたくさんいるから需要ない」といった厳しい声が相次いでいる。
タレント仲間たちも辛らつだ。6月に動画配信サービス「TELASA(テラサ)」で限定配信された『ロンドンハーツ』の人気企画「格付けしあう女たち」では、熊田ら女性タレント10名が出演したが、遠野なぎこが熊田について「今、どういう心境で、どういう神経してたら、この席に座ってられるんだろうなって心から思います」とバッサリ。さらに、山口もえがおっとり口調で「私がもし曜子ちゃんだったら、『もう生きていけないな』って思う」と強烈な毒舌を浴びせていた。
ある意味では「愛あるイジリ」なのだろうが、笑いに昇華するには生々しすぎる印象があり、その影響なのか豪華出演者がそろった人気企画なのに「配信限定」となっていた。
バラエティに出演したくとも何かと因縁のあるフジテレビは絶望的で、他局でもイメージ的に「使いづらい」というのが正直なところ。唯一の例外がワケアリのタレントでも積極的に起用する『ロンドンハーツ』といえそうで、再びバラエティで活躍したいなら、まずは同番組で結果を残すしかなさそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事