元男闘呼組・岡本健一の“裏技”で紅白に出場、旧ジャニーズ色を排除なるか
#男闘呼組 #岡本健一 #紅白歌合戦
NHKは8日、おおみそかの『第74回紅白歌合戦』にダンスボーカルユニット・ハマいくが、特別企画で出場することを発表した。
同局の音楽番組『Venue101』でMCを務めるお笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一と元乃木坂46で女優の生田絵梨花によるユニットで、昨年11月にデビュー曲「ビートDEトーヒ」をリリース。SNSで大きな反響を呼び、“踊ってみた動画”の再生数は3億3000万回を突破している。
「企画から誕生したユニットだけに、特別出場は既定路線のはず。今回は“しれっと”発表したNHKだが、これまで一部で報じられた企画バンドの出場についてはまだ名前を伏せたかったようで、発表はもう少し先になりそうだ」(音楽業界関係者)
そもそもは6日に「スポーツニッポン」が、4人組バンド・男闘呼組のメンバーを中心に結成された『Rockon Social Club(RSC)』が紅白に出場することを報じた。RSCは男闘呼組のメンバーである成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽に、ドラマーの青山英樹、シンガー・ソングライターの寺岡呼人の6人で結成されたバンドだ。
今年9月、すでに紅白への出場が発表されているMISIAとのコラボ曲「傷だらけの王者」を発表しており、NHKのラグビーテーマソングに起用され、今秋の『ラグビーW杯フランス大会』の期間中に何度もオンエアされていたため、同局が紅白出場を熱望していたという。
「前回大会は日本で開催され、日本代表の快進撃もあって盛り上がったが、今大会は試合中継が日本時間の早朝だったり、日本代表が1次リーグで敗退したこともあって、盛り上がりには欠け、RSCとMISIAのコラボ曲もそれほど話題にならなかった。ただ、もともとNHKは今年6月音楽番組『SONGS』に男闘呼組を出演させたこともあって、紅白に出場させたかったことは間違いないだろう。しかし彼らが所属していた旧ジャニーズ事務所の創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、今回の紅白からはジャニーズ勢を排除。退所したとはいえジャニーズが生み出した男闘呼組を出場させるとなると、ジャニーズ色はかなり薄れているとはいえ、どうしても“色”がついてしまう。期間限定で活動していた男闘呼組は今年8月に解散したこともあり、苦肉の策としてRSCを出場させることにしたようだ」(芸能記者)
スポニチの報道が出る前日の5日、岡本は2021年から締結していた旧ジャニーズ事務所とのエージェント契約解除を発表。自身のSNSで、《新会社とのエージェント契約が締結するまでの期間は、自分の会社でセルフマネージメントして活動を続けていきます》と報告している。
今後、ほかの旧ジャニーズの所属タレントと同様、8日に発表された新会社『STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)』と契約すると思われが、あまりにもタイミングが悪過ぎた。
「なかなか予期せぬ岡本の“裏技”で、結局、NHKは紅白から旧ジャニーズ勢の完全排除に成功。しかし、NHKや岡本に対して、旧ジャニーズのファンから批判もあるようだ。RSCの紅白出場報道がなければそうはならなかっただろう」(同)
当の岡本は7日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。《報道に自分の気持ちを左右されないようにしてお過ごし下さい》とファンに呼びかけ、スポニチの記事の中で『同局関係者は~』としてRSC出場の経緯が語られていたことから、《関係者って誰なのか…》などと記事への不信感を募らせた。
とはいえ、岡本としては、RSCのメンバーたちを紅白のステージに立たせるためにエージェント契約の解除は苦渋の決断だったかもしれない。
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