おかもとまりさん、結婚発表と同時に市議夫に辞職勧告…「大麻」投稿に“警察が関心”と異例の指摘
#おかもとまり
かつて広末涼子などのモノマネで人気を博した元タレントで、現在はクリエイターとして活動するおかもとまりさんが11日、埼玉県志木市の与儀大介市議との結婚を発表した。幸せな話題のはずだったが、同日に志木市議会は与儀氏への辞職勧告決議を議決したことを発表。その理由として遅刻や無断欠席などに加え、SNSで「大麻」「デリヘル」などに言及したことなどが挙げられ、「所轄の朝霞警察署も大きな関心を持っている」と指摘されるなど波乱の展開となっている。
おかもとさんは、2015年に音楽プロデューサーの男性と結婚して男の子をもうけたが、2018年に離婚していたことが判明。同年に芸能界を引退し、以降はシングルマザーとして女手一つで子育てしながら経営者やクリエイターとして奮闘していた。
おかもとさんは、11日にビジネス系YouTubeチャンネル「令和の虎CHANNEL」で与儀氏との結婚を発表。与儀氏は同チャンネルに出資志願者として出演したことがあり、今年3月ごろに出会って夏ごろに交際に発展し、ずっとパパをほしがっていたという8歳の息子からも「大ちゃん(与儀氏)がパパになればいいんじゃない?」と後押しされたという。同日、与儀氏もSNSで結婚を発表し、「息子さんとともに幸せな家庭を築いていく所存です。血の繋がり?なんですかそれは?繋がりは心で」などとつづった。
与儀氏は志木市議会議員を務めながらエステサロン、バー、コールセンター等の複数の事業を展開し、12月8日に「地域起業党」を自ら設立するなど意欲的に活動。おかもとさんは自身のブログで「彼は言動は破天荒かもしれませんが、誰よりも曲がったことが嫌いで、堅実で、見た目からは想像できないくらい純粋な人です」と夫を評した。
しかし、そんな幸せムードに似つかわしくない騒動が起きている。志木市議会が与儀氏に対する辞職勧告決議案を可決したのだ。
11日に公表された決議案によると、与儀氏は遅刻や無断欠席を繰り返し、11月の全員協議会にも参加せず、海外でゴルフをしている様子をSNSで発信していたという。その後、与儀氏は「全員協議会の日程を失念したことについての謝罪を行い、無断欠席を猛省している旨を陳謝した」というが、謝罪の9日後に総務厚生常任委員会を再び無断欠席。決議案では「志木市議会議員として市民からの負託を受けている立場でありながら、このような行為を繰り返すのは恥ずべき行為であり、言語道断である」と断じられている。
さらに、決議案では異例の一文もあった。与儀氏のSNSに「議員なので大麻事業はじめました」「デリヘル事業もやります」「マリファナ吸ってる時のおれです」などといった不穏な投稿があり、これについて「所轄の朝霞警察署も大きな関心を持っている」と指摘されているのだ。現役議員に対して、市議会が「警察が関心を持っている」という言葉を使うのは前代未聞だろう。
さらに、与儀氏は行政視察についてSNSで「志木市議会の行政視察がゴミ」「なんで直接行く必要がある?」などと主張したこともあり、決議案では「こうした度重なる発信により、多くのクレームが入っており、これにより、志木市議会事務局の業務に著しい支障を及ぼし、志木市議会に対する信頼も失わせるといった迷惑行為と言わざるを得ない」として、強く辞職を求めている。ただ、決議に法的拘束力はなく、与儀氏は12日付の東京新聞で「市議は辞めずに議員報酬を全額、福祉事業など自治体の手の届かない部分に使っていきたい」との意思を表明している。
与儀氏はもともと破天荒な言動で知られているので「通常運転」ともいえるのだが、おかもとさんに対してはネット上で「他人事ながら、メンタルが弱いみたいなので過激な言動の方との結婚は少し心配」「子連れのスピード婚って聞くと若干不安になってしまう」といった心配の声もある。いずれにしても、辞職勧告決議案が提出された与儀氏の周辺は、新婚早々騒がしいことになるのは間違いなさそうだ。
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