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ぷろたん「女性127人リスト」流出で“人違い”被害…「メリット10選」発表でバズる女性も

YouTube/ぷろたん日記(@protein1214)

 登録者数210万人以上を誇る人気筋肉系YouTuberの「ぷろたん」が、ネット上で「今まで関係を持った女性127人のリスト」をさらされた騒動の波紋が広がっている。同名の無関係な女性に飛び火する余波が起きているほか、関係があったことをあっさり認めて「ヤッたメリット」をまとめた動画をバズらせる猛者も現れるなど、混沌とした状況になっているようだ。

 騒動の発端は、ぷろたんの “美人秘書” として活動していた元恋人でYouTuberの「やぎさん」が今月6日に交際トラブルを暴露したこと。彼女はぷろたんの浮気とDV被害を訴え、さらにぷろたんがスマホにメモしていたという、関係を持った女性127人の名前や職業などが記されたリストを公開した。

 これに対して、ぷろたんは「皆さんが想像する通り」とリストが本物であると認め、それほど多くの女性と関係を持てた要因について「行動力の塊ですね」と明かした。女性たちに口止め料を払ったり、妊娠させたりしたことはないとし、やぎへのDV疑惑に関しても「一切そのようなことはしておりません」と完全否定した。

 また、ぷろたんは別の動画で、関係を持った女性をメモしていた理由について「キャバクラ嬢の人とかだと生活習慣が違うので、なかなか会う機会がなく、LINEとかも埋もれて忘れていくので、忘れないように記しておこう」という考えからだったと告白している。

 2人のバトルはまだ続いている状況で、ぷろたんが土下座して「全部さらしていいから」などと発言している動画が公開されたり、ぷろたんがケンカ中に仲直りしようとして行為に及んだことについて、やぎさんが「別れて話し合いの最中にも何度か無理矢理脱がされ不同意性行罪に値する事もありました」と訴えたりといった展開となり、互いの主張にも食い違いがあって収集がつかない事態になっている。

 この騒動は当事者以外にも飛び火しており、最もダメージを受けたのはリストに名前を掲載された女性たちだ。リストにはセクシー女優や一般人などに混じってキャバクラ嬢やラウンジ嬢の名前が複数あり、店名が明記されているケースもある。疑似恋愛を売りにしている彼女たちにとっては深刻だ。

 これに対して、複数のキャバクラ嬢などから「連絡先も知らなければ話したこともないのにリストに載っていて困っている」といった訴えがあり、同名の源氏名の別人が疑われていることが明らかになった。ぷろたんも「数年前の人も入っているので、関係を持ったのは同じ源氏名で前に在籍していた子」などと語り、“人違い”による被害が起きている可能性を示唆した。さらに、リストに掲載された愛称と似た名前のYouTuberが無関係だと訴えたり、名前が載っていたグラビアアイドルのSNSが「鍵付き」になったりと、さまざまな余波が生まれている。

 そんな中、騒動をネタにするたくましい女性も現れた。人気YouTubeチャンネル「ボンボンTV」の姉妹チャンネル「ぷらぷらぶ」の元メンバーで、今年3月までアイドルグループ・あっぷろーでぃあの一員としても活動していた「えぽぽ」は、8日に「ぷろたんとヤったことが暴露されました。」と題した動画を公開。当時ぷろたんに恋人がいたことは知らなかったとした上で、関係を持ったのは「事実です」と認めた。

 えぽぽは「アイドルをやっていた時期にこのような行動を取ってしまい、みなさんを悲しませて本当に申し訳ありません」と謝罪しつつ、昨年10月21日にぷろたんから「いきなりですが、彼女がいるので、浮気がバレたため今後女性との関わりをなくすので連絡が取れません。お元気で」とLINEがきたのを最後に関係が終わったと告白した。

 さらに、えぽぽは「ぷろたんとヤッタメリット10選!」と題したショート動画を投稿。今回の騒動によって「再生数アップ」「知名度アップ」「収益アップ」「ニュースに載った」「YouTuberの飲み会に誘われる」「イケメンYouTuberからオフ〇コ誘いのDMがくる」などといったメリットがあったとし、チャンネル登録者数は「過去7日より69%増加」と急増しているという。

 この動画は10日時点でX(旧Twitter)での表示数が880万件を超えるなど反響を呼び、SNS上で「配信者ってこうでないと!というお手本」「吹っ切れてて好き」「このポジティブさは見習いたい」「メンタル鬼強w」などと好意的な反応が相次いでいる。リスト掲載の件でダメージを負った女性は少なくないが、えぽぽは逆に知名度や人気を急上昇させそうな気配だ。

 いずれにしても、昔なら当事者同士の問題で済んでいたかもしれないことが、周囲や無関係な人たちまで巻き込んだ大騒動に発展してしまうのは、SNSやYouTubeが浸透した現代ならではといえそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/12/11 16:18
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