岸田政権【3子以上で大学無償化】が大荒れ! 有働由美子も「産んでからハシゴ外されるのはたまらない」と訴え
#政治 #岸田文雄
岸田政権が少子化対策および人口減少対策として、3人以上の子どもを持つ多子世帯を対象に、所得制限を設けず、大学の授業料などを2025年度から無償化する方針を固めた。12月末までに閣議決定する方針だというが、ネット上は賛否が飛び交う大荒れ状態となっている。
この制度は、大学、短期大学、高等専門学校などが対象。第3子を産もうかと悩んでいる親に、「大学の授業料が無料になるなら」と前向きに考えてもらいたいというのが狙いだ。
ネット上では、「すごくいいと思う。これくらい大胆にやらないと、日本の少子化は歯止めが効かない」「先進国から転落しないためにも、子どもの学力向上につながるならいいと思う」と肯定的な声が上がる一方で、“目的はないけど、とりあえず入れる大学に通う”という人が増えることも予想されるため「ランクの低い大学が一番恩恵受けそう」との声や、「学費を値上げする大学が出てきそう」と懸念する声も見られる。
加えて、「これから産んだ第3子が、大学生になるまでこの制度が続くという保障がないと、まったく意味がない」と急な撤廃を不安視する声も多く、7日放送の『news zero』(日本テレビ系)では、有働由美子キャスターも「産んでからハシゴを外されるのはたまらない」「ずっと続けられるのかなど、政府にはしっかり伝えてほしい」と訴えていた。
学納金トップの東京女子医大は4600万円超!
国立大学の学費は年間50万円~80万円程度だが、文部科学省の資料によれば、私立大学の文系学部だと授業料は4年間で平均約326万円。私立の医学部医学科ともなれば、6年間で数千万円にも上り、23年度の学納金全国トップである東京女子医科大学は4621万円4000円と超高額。
ただ、政府は“限度額を設ける可能性がある”としており、無償化といっても、条件付きの“基本無償化”となるかもしれない。
なお、2子を子育て中のブラックマヨネーズ・吉田敬は7日、この政策に対し、Xで「そういう事やなくて、もっと小さい子供を預けやすくするとかの方が大事やろ。だいたい大学なんか、絶対に行かなあかん所でもないやろ」と疑問視。
同日放送のラジオ番組『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』(ニッポン放送)では、キャスターの辛坊治郎氏が「大学出たってまともな日本語で文章書けないような子どもたちもいる」とした上で、「それも含めて公費で負担するというのは、もしかすると学生救済策じゃなくて、学生不足に悩んでいる、十分な教育が行われているとは思えない大学の一括救済策なんじゃないのか」と疑問を投げかけていた。
多くの国民の財布に直結する案だけに、大波乱を起こしている同政策。妙策か、それとも愚策か……。
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