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『M-1グランプリ』決勝進出者9組が決定! ダンビラムーチョ、マユリカら5組が初のファイナルへ

決勝進出者発表記者会見 スペシャルライブ | TVer

 年末の漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の決勝戦に進出する9組が発表された。

 7日、東京・竹芝のNEW PIER HALLで行われた準決勝には、予選を勝ち抜いた31組の漫才師が登場。ワイルドカード枠のダブルヒガシを皮切りに、約2時間にわたって熱い戦いが繰り広げられた。

 その結果、以下の9組が、まずは24日に生放送される決勝戦にコマを進めることになった。この9組に、当日行われる敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた10組の漫才師が、今年の『M-1』王者を争うことになる。

 その決勝進出者は、以下の通り(発表順)。

・ダンビラムーチョ
・カベポスター
・くらげ
・マユリカ
・モグライダー
・令和ロマン
・さや香
・真空ジェシカ
・ヤーレンズ

 決勝初進出は5組となった。

 サプライズは、多くの東京吉本芸人が「なんでもできる天才」と評する大原優一のダンビラムーチョ、それに、2019年に結成2年目で準決勝進出経験もあるくらげだろう。どちらも新たな漫才のシステムを提案し、激戦を勝ち抜いた。

 一方で令和ロマン、マユリカ、ヤーレンズの3組は、満を持してのファイナル進出といえるだろう。

 6年目にして初の決勝となった令和ロマンは、将来、東京吉本を背負って立つといわれるプロスペクト。一気に頂点まで駆け抜ける可能性を秘めている。

 昨年までの2年連続準決勝進出を経て上京し、すでにバラエティでも顔の知られた存在となっているマユリカも念願のファイナルを決めた。霜降り明星、コロコロチキチキペッパーズ、ビスケットブラザーズという賞レース王者揃いの大阪NSC33期に、新たな歴史を刻めるか。

 さらに、昨年準決勝で敗退し、プロモーションムービーで出井隼之介が「人生変わらねえなぁ!」と吐き捨てた姿が話題になったヤーレンズも初出場。ライブシーンでは長く無双状態のコンビだが、ようやく決勝にたどり着いた。

 昨年からの連続出場は3組。

 昨年のファーストステージで圧倒的な熱量の漫才を披露し、得点発表時には優勝を確実視されながらウエストランドにまくられたさや香が、2年連続3度目のファイナルへ。石井がボケ、新山がツッコミのスタイルもすっかり板につき、万全の体制でリベンジを狙う。

 3年連続3度目の決勝となる真空ジェシカも波に乗っている。すでにテレビ朝日の深夜に冠番組を持つなど活躍の場を広げているが、やはりこのコンビの真骨頂は漫才。今年の準決勝でも全ボケを的中させ、拍手笑いを連発する圧巻の出来を見せた。こちらも優勝候補の一角と言えるだろう。

 さらに、関西の賞レースを総なめにしてきたカベポスターも、すでに貫禄さえ漂う安定した漫才で手堅く決勝進出を決めてきた。2年連続2回目となる今回は、昨年8位からの捲土重来を目論む。

 返り咲きは、21年以来2年ぶり2回目となるモグライダー。ゴールデンの大バラエティ『ジョンソン』(TBS系)をはじめとして、テレビスターとして多忙な日々を過ごす中、芝大輔がまた新たにともしげの着火率を向上させるシステムを開発してきた。ともしげの爆発いかんでは、こちらも十分に優勝があり得るコンビだ。

 24日の生放送では、以上の9組に敗者復活戦から勝ち上がる1組を加え、10組が火花を散らすことになる。果たして、その栄冠と賞金1,000万円を手にするのは、どの漫才師だろうか?

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2023/12/08 06:13
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