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『FNS歌謡祭』ハプニング事件簿…盛大に音程を外した“超大物歌手”とは?

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和田アキ子

 12月6日午後6時30分より、嵐・相葉雅紀と井上清華アナウンサーが司会を務めるフジテレビ系大型音楽特番『2023 FNS歌謡祭』第1夜(第2夜は13日放送)が放送される。

 第1夜では、福山雅治、浜崎あゆみ、三代目 J SOUL BROTHERS、Ado、King Gnu、Snow Man、LE SSERAFIMら人気アーティストが出演するほか、DA PUMP×ハライチ、工藤静香×宮野真守、木梨憲武×ヒロミ×所ジョージ、ジェジュン×SUGIZOがコラボステージを披露。

 パフォーマンスディレクター・仲宗根梨乃氏が監修するダンス企画では、EXILE NAOTO(EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS)、KENZO(DA PUMP)、中務裕太(GENERATIONS)、ラウール(Snow Man)、川尻蓮(JO1)、SOTA(BE:FIRST)、K(&TEAM)が参加する。

 このほかにも「ディズニー創立100周年特別企画」をはじめ、見どころ満載の『FNS歌謡祭』だが、生放送ならではのハプニングや炎上騒動も珍しくない。そこで、近年の『FNS歌謡祭』で起きた“事件”を振り返りたい。

和田アキ子、「オトナブルー」音程外し事件

 7月12日放送の『2023 FNS歌謡祭 夏』では、デビュー55周年を迎えた歌手・和田アキ子と新しい学校のリーダーズがコラボし、前者の代表曲「古い日記」と後者の大ヒット曲「オトナブルー」のマッシュアップなどを披露。すると、「オトナブルー」のサビを担当した和田が音程を外したまま歌い続けるハプニングが発生した。

 これに、新しい学校のリーダーズのSUZUKAは咄嗟に和田の音程に合わせて歌唱。バックバンドの生演奏やほかのメンバーのハモリとズレが生じながらも、最後まで低めのキーで歌いきる展開となった。

 この様子に、ネット上の視聴者からは「明らかにアッコがミスってるのに、自分が合わせにいくSUZUKAさすが」と賛辞も寄せられていた。

Snow Manのカバーに水を差す投稿……炎上!

 2022年12月放送の『2022 FNS歌謡祭』(第1夜)では、Snow Manが沢田研二の名曲「勝手にしやがれ」をカバー。全盛期の沢田を彷彿とさせる衣装やしなやかなパフォーマンスに、ファンは沸いていた。

 しかし、この放送直後、当時プロモーション中だった沢田主演映画『土を喰らう十二ヵ月』の公式Xが「出来ることなら、沢田研二さんで聴きたい~」「うーむ。見てしまいました。 勝手にしやがれ。たしかにダンスにはキレがありました。 でも、歌唱力、歌詞の行間と余韻。あと、ファッション。9人でも勝てない沢田研二さんの実力を痛感しました」とSnow Manの実力不足を指摘するような内容を投稿。

 案の定、Snow Manファンから「モノマネしたわけでもないのに、Snow Manを下げるようなこと書くなんてひどすぎる」と批判が続出した。

近藤真彦が出演辞退! 特別企画が盛り上がらず?

 20年12月放送の『2020 FNS歌謡祭』では、同年に亡くなった作曲家・筒美京平氏の追悼コーナーに出演予定だった近藤真彦が直前に出演を辞退。

 前月発売の「週刊文春」(文藝春秋)が25歳年下の一般女性との不倫をスクープしており、ネット上で「マッチを出すな」とブーイングが起きたためと思われる。

 追悼コーナーでは、近藤が筒美氏の代表作である「スニーカーぶる~す」を歌う予定だったようで、その代わりに急きょ森高千里が「17才」を歌うことになった模様。確かに「17才」は筒美氏が手掛けた楽曲だが、森高ではなく南沙織の楽曲であったことや、同氏の代表作かというと疑問が残る選曲であったため、一部視聴者から「盛り上がりに欠ける」との指摘もあった。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/12/06 14:00
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