宝塚歌劇団いじめ問題の「元凶」…元男役トップスター実名報道にファン憤慨!
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9月末に兵庫県宝塚市のマンション敷地内で宙組の25歳劇団員が死亡したことを発端に、関係者の告発が相次いでいる宝塚歌劇団。12月3日の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では、宝塚のファンだという司会の上沼恵美子がこのままでは「応援できない」と訴えた。
同番組では、「週刊文春」(文藝春秋)が報じた宙組内の“いじめ疑惑”の内容や、11月14日の会見で劇団が長時間労働の問題を一部認めながらも、上級生からのいじめやパワハラについては認めなかったことなどを紹介。
これに、宝塚の舞台に何度も足を運んだという上沼は、「(大階段の)フィナーレなんて夢の世界ですよ。あんなきれいな舞台を作ってた美しい役者さんがね、こんな形で死んでしまうっていうのは、これは責任とらなあかんと思いますよね。何か変えないとダメなんですよ」と訴え、「“もうこのまま時間たったらみんな忘れるやん”って(思ってるかもしれないが)、忘れませんよ。みんな忘れても私は忘れない」とコメント。
さらに、「どこの世界でも、いびりとかあると思います。お笑いの世界でもあるわけですよ」と自身も漫才師時代に“衣装や化粧品を隠される”といった嫌がらせを受けたことを明かしつつ、「宝塚側も今回、全部吐き出さなあかんと思う!」「隠し通せることじゃないもん」「これはほんま根底からやり直していただかないと、応援できないよね」と厳しい言葉を連発した。
「いじめを蔓延させた張本人」の実名報道にファン憤慨
そんな上沼の発言に、共感するネットユーザーが相次ぐ中、12月4日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」は、「宙組の陰湿いじめを蔓延させた張本人」として、元男役トップスターの真風涼帆を実名で挙げている。
記事によれば、真風はいじめのターゲットに対し「貴方のそういうところが嫌いなんだよ」と伝えるなどして泣かせていたとか。また、自分ではほぼ手を下さず、ほかの団員にいじめを指示していたという。
なお、2017年に宙組8代目トップスターに就任した真風は、5年7カ月と長期にわたりトップを務め、今年6月に潤花と同時退団。その後は舞台を中心に活躍しており、先月からは古川雄大主演ミュージカル『LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』に2番手のカリオストロ伯爵夫人役で出演中だ。
「週刊女性PRIME」の報道の真偽は不明だが、ネット上では「デマだ」と憤っている真風ファンも少なくないようで、「めちゃくちゃな記事出てる。真風涼帆さんは外見以上に内面も美しくて可愛い人です。ちゃんと見てください」「過去のインタビューや記事とか見て! 知らないのに語らないでください」と反発する書き込みも散見される。
今月1日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で2カ月ぶりに公演が再会され、立ち見も出るほどの大盛況だったという宝塚歌劇団。通常運転に戻りつつあるが、この状態でいじめ問題は解決に向かうのだろうか。
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