広瀬すず・広瀬アリスのCM契約数対決は2年連続で姉の勝利…露出量は妹に軍配で拮抗
#広瀬すず #広瀬アリス
ニホンモニターが5日、毎年恒例の「2023タレントCM起用社数ランキング」を発表。川口春奈がぶっちぎりの1位となったことが話題になる一方、広瀬アリス・広瀬すずの「姉妹対決」の行方にも注目が集まった。
同ランキングでは、川口春奈が21社で1位、芦田愛菜が16社で2位、今田美桜が15社で3位に。広瀬アリスは賀来賢人と共に12社で同率4位に入り、妹の広瀬すずは今年大躍進した芸人・なかやまきんに君と並んで11社で同率6位となった。以下、10社の同率8位に綾瀬はるか、橋本環奈、長澤まさみ、永野芽郁らがランクインしている。注目の広瀬姉妹対決については、広瀬アリスの勝利となった。
広瀬姉妹については、当初は先にブレイクした広瀬すずの人気が圧倒的に高く、2020年の同ランキングでは広瀬すずが14社で今田美桜と並んで女性タレント1位だったのに対し、広瀬アリスは圏外だった。
しかし、広瀬アリスは地道にドラマの脇役などで実績を積み上げ、SNSでのユニークな言動やバラエティ出演で気さくな人柄が知られるようになったことで急激に人気が上昇。2021年の同ランキングで一気に契約社数12社にまで伸ばし、広瀬すずと同率3位に並んだ。昨年の同ランキングでは、広瀬アリスが11社、広瀬すずが9社でついに逆転。先述したように、今年も広瀬アリスのほうが上位で「姉の連勝」となった。
ただCM露出量でいうと、ビデオリサーチが先日発表した2023年の年間CM露出タレントランキング(秒数)で広瀬すずが6位に入ったのに対し、広瀬アリスは圏外。これは広瀬すずがサントリー、ソフトバンク、三井不動産、日本マクドナルドなど出稿量の多い企業と契約しているためで、そういう意味では五分五分の拮抗状態ともいえそうだ。
「姉妹対決」という視点で見てしまいがちだが、女優としては姉妹ですみ分けができているともいえる。広瀬すずが王道のヒロイン路線を歩んでいるのに対し、広瀬アリスはコメディエンヌとして才能を発揮。放送中の広瀬アリスの主演ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)は視聴率で苦戦しているが、コメディパートの演技は評判がよく、作品の低迷に反して彼女の評価はむしろ上がっている。
広瀬アリスは10月発売のファッション誌「ar」(主婦と生活社)のインタビュー記事で、「20歳ころには大人に怒られてばかりで、常に劣等感を抱いて人生を変えたいと思うほどの暗黒期だった」「妹のすずがブレイクして、姿が見えないほど先に行ってしまった時は、さすがに劣等感が大きくて『すずどこ行っちゃったの?』って」と、妹の人気ぶりに劣等感を抱いていたことを吐露。さらに「得意な道を歩めばいいと気が付くまで大変だった」と語り、コメディエンヌ路線に開眼したことで心境にも大きな変化があったことをうかがわせた。
もはや広瀬姉妹は両者ともに誰もが認める人気者で、もう広瀬アリスが妹に劣等感を持つようなことはないだろう。ただひとつ気がかりなのが、交際が報じられている関ジャニ∞の大倉忠義との結婚が近いと業界内で騒がれていることだ。結婚を機に深刻なファン離れが起きてしまうケースは珍しくない。
しかし、広瀬アリスはプロバスケットボール選手との熱愛が報じられた時もほぼオープン交際だったが、まったくファン離れは起きなかった。広瀬アリスは男女双方から満遍なく支持があり、恋愛や結婚が人気にそれほど影響しないタイプだとみられているようだ。
となれば、広瀬アリスの勢いは今後も衰えることはなさそうだ。一方の広瀬すずの人気は文句なしで安定しており、今後も広瀬姉妹の快進撃はしばらく続きそうだ。
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