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日テレ『ベスア』の忖度疑惑…「IMP.の扱いが酷いとか意味不明」と反論する人の言い分は?

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前事務所時代のIMP.

 日本テレビ系では12月2日、嵐・櫻井翔が総合司会を務める大型音楽特番『日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト2023』(日本テレビ系/以下、『ベストアーティスト』)を放送。滝沢秀明氏が代表を務めるTOBEの7人組ボーイズグループ・IMP.の中継での出演が事前告知されていたが、実際の放送内容が波紋を呼んでいる。

 ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)でジャニーズJr.(現・ジュニア)内ユニット・IMPACTorsとして活動していたIMP.は、5月にメンバー全員が同事務所を退所し、7月にTOBEへ合流。8月にIMP.としてデジタルシングル「CRUISIN’」で配信デビューした。

 一方、日テレは11月26日、『ベストアーティスト』の放送当日に開催されるライブイベント『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』(大阪・京セラドーム)と中継をつなぎ、コラボ企画を放送すると告知。その一つとして、同イベント出演者であるIMP.の出演を予告していた。

旧ジャニーズへの忖度疑う声に、「むしろTOBEに忖度」と反論も

 多くのファンが楽しみにしていたIMP.の出演だが、放送では司会の羽鳥慎一アナウンサーが「先程、IMP.の皆さんパフォーマンスされました。大変盛り上がったということでーす」と話すと、パフォーマンス中のIMP.の映像が登場。

 最新曲「I Got It」に被せる形で、ワイプの櫻井が「IMP.は、あの~ドラマで共演した松井奏くんがいたりとか、影山(拓也)くんって言って、嵐の後ろで踊ってくれたメンバーがいて、注目しているユニット、チームですね」などとコメントし、約1分のVTRが終わると再び櫻井が「うん。ダイナミックなパフォーマンス。かっこいいですねえ」と感想を述べていた。

 これを受け、ネット上では「は? これで終わり? 出演っていうより“紹介”だった。がっかり」「声被せるから曲聞こえないし、とりあえずTOBE出しときました感がすごい。旧ジャニーズ事務所への忖度は続いてますね」と批判や疑問の声が続出。

 同番組には、King&Prince、SixTONES、Snow Man、Sexy Zone、なにわ男子の5組が出演していたが、中でもKing&PrinceはIMP.と同様にコンサート会場からの中継形式で丸々1曲披露していたため、IMP.との扱いの差が際立ってしまったようだ。

 一方で、移籍前のIMP.の人気の程度を知る人からは、「そもそもIMP.はTOBEに移籍しなかったらデビューできなかったグループ。ベスアに出られるのが奇跡なのに、扱いが小さいって文句言ってる人ってなんなの?」「IMPACTorsより人気だったジュニアたちはベスア出られないのに、IMP.の扱いが酷いとか意味不明。日テレはむしろTOBEに忖度してるから出したんでしょ」と否定的な意見も見られる。

 このように見方によって意見はわかれるようだが、どちらにせよ、日テレの「どこにも忖度してませんアピール」が裏目に出た印象は否めず、視聴者に違和感が残る結果となってしまったようだ。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/12/04 14:00
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