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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > コムドットやまと、勢い低下でアンチコメントの割合増加か

コムドット・やまと「進撃の巨人の主人公に似てる」と投稿で炎上…グループの「勢い低下」を象徴か

X「コムドットやまと(@comyamato0515)

 男性5人組YouTuberグループ「コムドット」のリーダー・やまとが、人気コミック『進撃の巨人』(諫山創/講談社)の主人公と「似ている」と話題になっているという自身の写真を公開。原作ファンを中心に「全然似てない」とのツッコミが続出し、炎上状態になるという意外な展開になっている。

 やまとは24日、自身のX(旧Twitter)で「写真集のワンカットがあまりにも進撃の巨人のエレンに似てると話題だったので並べてみました」と記し、海辺で黒の長袖ニットをはだけさせて半裸になっている自身の写真と、『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーの画像を並べて投稿した。自身の写真は来年1月に発売する初のソロ写真集『LUCY』(講談社)からの先行カットで、ルックスや上下黒の衣装、そして肉体美が「エレンに似ている」と話題になったということのようだ。

 これに対して、ファンからは「めっちゃ似てる」「実写版エレンすぎる」「どっちも腹筋スゴイ」といった声が寄せられたが、それよりも圧倒的に目立っているのが原作ファンからの辛辣なコメントだった。

 原作ファンを中心に、ネット上では「こういうのってファンが画像を並べて話題にするものなのに、本人が自分でやってるの恥ずかしすぎでしょ」「エレンは肉体美だけど、やまとは単に痩せてるだけだから腹筋自慢しないでほしい」「1ミリも似てないし、共感性羞恥がやばい」などと厳しい声が続出。さらに、なぜかアラブ圏のユーザーらしきアカウントからも「全然似てねーよ」というコメントが寄せられるなど、特に不祥事を起こしたわけでもないのに炎上状態になっている。

 コムドットといえば、たびたび炎上騒動を起こしていることからアンチが多いことで知られるが、そうした批判をものともしないほど若年層を中心に絶大な人気を誇っていた。その勢いを象徴するものの一つが「やまとのビッグマウス」で、今回の写真集についても「正直過去1のクオリティです。写真をセレクトしているとき、あまりの美貌に何度も気を失いかけました。まさに令和を抱いた男の称号が相応しい作品になっていると思います。あまりのクオリティの高さに現実に戻れなくなる可能性、気を失う可能性等がありますが、全て自己責任でよろしくお願いします」と自画自賛している。

 「エレンに似ていると話題」と自ら投稿したこともビッグマウスの一環といえるが、想像以上の反発が起きてしまったようだ。

 コムドットは6月時点でチャンネル登録者数が416万人に達するなどYouTube界でもトップクラスの支持を得ていたが、同月に親交が深かった女性YouTuberコンビ「平成フラミンゴ」とのトラブルで炎上したことをきっかけに登録者数が激減。その後も騒音トラブルが報じられるなどしたことで減り続け、現在は登録者数が381万人にまで落ち込み、短期間で約35万人も減少した。動画の再生数もかつては200万回、300万回が当たり前で「100万台だと少ない」というレベルだったが、現在は100万回再生に届かない動画が増えてきている。

 10月からは大手コンビニでYouTuberとしては異例となる「コムドットくじ」が販売されて話題となったが、一部で「あまりに売れなくて値引き販売されている」との疑惑が噴出。実際にSNSでは、定価の770円がバツで消されて400円となり、それもバツで消されて250円で叩き売られている店頭写真や、大半のグッズが残ったままとなっている画像などが複数投稿されている。

 ネットの枠に収まらずに写真集やテレビCM、地上波番組などでも活躍する彼らの勢いの原動力は「とにかく若者に人気がある」ということだったが、現在はそれに疑問符がつきかねない状況だ。だからこそ、今回のSNS投稿でも好意的なファンの意見よりも批判的なコメントが圧倒的に目立ってしまった可能性がある。

 YouTuber史上でも類を見ない大ブレイクとなっていたコムドットだが、ここが大きな正念場になりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/11/27 18:00
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