トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 『THE W』実は『R-1』より夢がある?

『女芸人No.1決定戦 THE W』決勝進出者発表! 実は『R-1』より夢がある?

女芸人No.1決定戦 THE W 2023|日本テレビ

 22日、『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)の決勝進出者が発表された。同大会は、プロアマ芸歴問わず女性芸人が日本一を競うお笑いコンテスト。38組がしのぎを削った準決勝を勝ち抜いたのは、以下の12組だ。

あぁ~しらき
エルフ
スパイク
ハイツ友の会
はるかぜに告ぐ
紅しょうが
変ホ長調
ぼる塾
梵天
まいあんつ
やす子
ゆりやんレトリィバァ

 初代女王として初のV2に挑むゆりあんレトリィバァ、17年前に『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)に進出した変ホ長調、芸歴1年目のはるかぜに告ぐ、今年上半期の「ブレイク芸人ランキング」で1位にランクされたやす子、産休から戻った酒寄希望を加え4人体制となったぼる塾など、バラエティあふれるメンバーが揃った今回。史上最多となるエントリー863組の頂点を目指す。

 今年で7年目となる『THE W』だが、『M-1』や『キングオブコント』(TBS系)、『R-1グランプリ』(フジテレビ系)など他の賞レースの後発でもあることから、評価の定まらない時期が長かった。だが、各年の優勝者が残らず活躍していることから、その“格”は年々上がりつつある。

 ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダ、天才ピアニストと並ぶ歴代女王は、いずれも大会後に飛躍を見せ、バラエティの現場でも重宝されている。過去6年のうち2回が『M-1』王者の霜降り明星・粗品、マヂカルラブリー・野田クリスタルに優勝をさらわれている『R-1』に比べても、優勝を果たしてブレークするチャンスは大きいと言える。『R-1』より夢があるともいえる大会となった。

 注目のブロック分けは、出演順に以下の通り。

Aブロック

まいあんつ
はるかぜに告ぐ
スパイク
やす子

 ワタナベエンタテインメントでフワちゃんやAマッソとも親交の深いギャガーのまいあんつがトップバッター。1年目ながら貫禄あふれる漫才で注目を集めるはるかぜに告ぐに続き、4年連続4回目の出場となるスパイク、お茶の間でもおなじみのやす子と、大会を勢いづけるにはこれ以上ない組み合わせとなった。

Bブロック

ハイツ友の会
紅しょうが
変ホ長調
梵天

 昨年『M-1』敗者復活戦で大きなインパクトを残したハイツ友の会に続き、『THE W』では毎年優勝候補として名前の挙がる紅しょうが、2006年の『M-1』でポイズンガールバンドを破って9位に入っている変ホ長調、芸歴2年目の姉妹コンビ梵天も番狂わせを狙う。

Cブロック

ゆりやんレトリィバァ
あぁ~しらき
ぼる塾
エルフ

 このブロックも有力芸人が揃った。渡米のうわさもあるゆりやんレトリィバァが先陣を切り、グレープカンパニーの女将的存在である地下芸人あぁ~しらきがから下剋上を狙う。4人体制復帰後初のテレビ出演となるぼる塾、昨年春の上京後、着々と露出を増やしているエルフも初出場で敗退した昨年のリベンジを誓う。

 今年の決勝は12月9日に行われ、優勝者には1,000万円の賞金に加え、日本テレビ系の番組出演権、冠番組の制作権も与えられる。

 果たして、どの芸人に“勝利の蝶”は舞い降りるのか。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2023/11/22 21:00
ページ上部へ戻る

配給映画