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南野陽子、夫の逮捕で順調だった女優業に暗雲…周囲は離婚勧めるも「拒絶」か

南野陽子

 女優の南野陽子の夫で団体職員の金田充史容疑者が21日、元警察官の男と共謀して静岡市の社会福祉法人から1500万円を横領した疑いがあるとして逮捕された。金田容疑者はこれまでもさまざまなトラブルが報じられてきた「不肖の夫」で知られ、今回の逮捕によって南野の仕事にも大きな影響が出るのではと危惧されている。

 警察によると、金田容疑者は特別養護老人ホームなどを運営する静岡市の社会福祉法人前理事長で元警察官の迫丸卓哉容疑者と共謀。昨年10月に迫丸容疑者が当時理事長を務めていた社会福祉法人の口座から1500万円を金田容疑者が関係する別の会社の口座に移したなどとして、業務上横領の疑いが持たれている。

 有名女優の夫が逮捕されるというのはショッキングな出来事だが、業界内では意外にも驚きが少ない。それというのも、金田容疑者はトラブルメーカーで知られ、いずれこのような事態になるのではと予測されていたからだ。

 南野と金田容疑者は2011年に結婚したが、当初から週刊誌で「金田氏が自宅マンションや経営するバー、会社などの家賃を滞納している」と報じられ、その後も金銭トラブル報道が続出。2015年には、金田容疑者と不倫関係にあった銀座のクラブのママが妊娠し、出産費用を求めて裁判を起こすという衝撃展開となった。

 さらに、2018年には当時事務局長を務めていた医療法人の口座から無断で約2億円を引き出し、約9000万円の使途不明金を出したとして業務上横領で告訴状が提出されたと伝えられ、同年に部下を竹刀で殴打して全治2週間のケガを負わせたとして傷害容疑で書類送検されたと報じられた。

 「カネ」「オンナ」「暴力」とトラブルのデパート状態となっており、以前から周囲は離婚したほうがいいと助言していたが、なぜか南野は夫が問題を起こしても別れようとはしなかった。一部では、以前の所属事務所との話し合いで離婚を勧められると、南野が「離婚するくらいなら芸能界を引退します」と言い放ったと伝えられている。

 南野といえば、80年代にドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ系)の主人公・麻宮サキ役でブレイク。近年は「懐かしの元アイドル」という扱いが多かったが、ここ数年は不倫問題で降板した斉藤由貴の代役で出演したNHK大河ドラマ『西郷どん』や、2020年の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)などでの演技が好評となり、女優として再評価されていた。

 昨年末に20年以上にわたって所属していた大手事務所「ケイダッシュ」から独立したが、放送中の特撮ヒーロー番組『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)で“ライダーの母”を演じるなど、今年に入っても仕事は変わらず順調だった。しかし、今回の夫の逮捕を受けて、業界内では「オファー激減は避けられないだろう」との見方が強まっている。

 業界人からもファンからも「なぜ別れないのか」という声が漏れ聞こえているが、先述したように南野は夫に入れ込んでいる様子。このままでは冷静に状況を判断できず、せっかく評価が高まっていた女優としての仕事を失ってしまう恐れがありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/11/22 15:00
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