旧ジャニーズ勢のカレンダー発売中止で出版社が狙うあのグループの〝カレンダー利権〟
#King & Prince #Number_i
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は15日、公式サイト『ファミリークラブ オフィシャルサイト』にて、来年度の公式カレンダーを発売しないことを発表した。
毎年恒例のグループごとに出版各社が発売する4月始まりの、いわゆるスクールカレンダーだが、2023年度はSexy Zone、WEST.(旧ジャニーズWEST)、King & Prince(キンプリ、5人体制)、Snow Man、SixTONES、なにわ男子、Travis Japan、関西ジュニア(旧関西ジャニーズJr.)、ジュニア(旧ジャニーズJr.)の計9種が発売された。
同サイトでは、《発売を楽しみにしてくださっていたファンの皆様には、残念なお知らせとなってしまうことを心よりお詫申し上げます。これからも温かいご支援、ご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします》と謝罪した。
「旧ジャニーズのタレントたちが移籍する、ファンから公募した新会社の社名発表もいまだにできておらず、カレンダーどころではなかったのだろう。とはいえ、人気グループのカレンダーを割り当てられた出版社は莫大な売上を記録するが、そうではない出版社にとってはあまりうま味はない。それでも、毎年出版社はシャッフルされるので、〝当たり〟を待ち続けるしかなかった」(カレンダーを発売した出版社関係者)
気になるカレンダーの売り上げと発売した出版社だが、『オリコン上半期ランキング2023』の「グッズ・マルチメディア部門TOP10」(集計期間22年12月5日~23年5月29日)によると、TOP10入りしたカレンダーのうち、マガジンハウスの5人体制で最後となったキンプリが35.4万部でトップ。
講談社のSnow Manが33.5万部、小学館のなにわ男子が18.8万部、新潮社のSixTONESが13.1万部をそれぞれ売り上げ、各出版社に多大なる利益をもたらした。
「トップ10入りしたカレンダーのうち、マガジンハウス以外の3社はWEBのニュースサイトがある。もし、来年のカレンダーが決まれば旧ジャニーズに対するネガティブな記事が減ったはずだが、その足かせもないのでジャニーズたたきが続くだろう」(同)
そんな中、各出版社は、発売すればヒット確実のあのグループの〝カレンダー利権〟を虎視眈々と狙っているというのだ。
「旧ジャニーズの元副社長である滝沢秀明氏率いるTOBEに所属する、いずれも元キンプリの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太のグループ・Number_iのカレンダーです。今年のキンプリのカレンダーがヒットしたのは3人の人気が大きく影響している。とはいえ、それと引き換えにもう旧ジャニーズのカレンダーは出せなくなるが、どこかが名乗りを上げれば、滝沢氏は感謝して毎年その出版社に発売の権利を与えるだろう」(芸能記者)
3人のファンは発売を心待ちにしているはずだ。
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