『鬼滅の刃』舞台中止で大混乱の中…温泉街コラボイベントに不満続出のワケ
#アニメ #舞台 #鬼滅の刃
11月12日に大阪で開演予定だった「舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入」の初日公演が直前で中止となり、大きな話題となる中、温泉街で開催中のコラボイベントが波紋を呼んでいるようだ。
「舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入」は、大ヒットコミック『鬼滅の刃』(集英社)を原作とした舞台シリーズの第4弾で、業界大手のネルケプランニングが制作。公式サイトによると、大阪公演は12日午後8時の大阪・メルパルクホール公演を皮切りに19日まで、東京公演は12月1~10日にほぼ連日上演予定となっている。
しかし、11日午後10時21分までに同舞台の公式Xなどが更新され、「初日公演に向けて舞台稽古を進めておりましたが、想定以上の時間を要したことで進行に遅れが生じており、関係者とも相談のうえ、万全な状態で公演をお届けできないと判断いたしました」と初日公演の中止を発表。
同舞台は10日に主人公・竈門炭治郎役の阪本奨悟が稽古中に負傷したことを発表していたが、これが公演中止の起因ではないと説明している。
なお、13日は休演日で、次回14日の昼公演から公演がスタートする予定だという(13時午後5時現在)。
『鬼滅の刃』舞台中止で嘆き「私は何しに大阪に来たんでしょうか?」
中止の理由が不明瞭であることもあり、ネット上では「ネルケプランニングをしてこの事態に陥ったとは、一体何が原因なのか」と困惑する人や、「理由はわからないけど、遠征してる鬼滅ファンもいるのに前日発表は酷すぎ」と批判的な声も見られる。
実際、遠方から訪れたと思しきあるSNSユーザーは、あ然とした様子で「これって現実ですか!? 私は何しに大阪に来たんでしょうか? 私、今日しか来れないんですが」とつづっていた。
不測の事態にファンが混乱する中、どうやら11日よりスタートした有名温泉街と『鬼滅の刃』の体験型コラボイベント「鬼滅の刃 湯めぐりの旅」(2024年2月12日まで)のほうも、ザワついている様子。
旅行会社大手・JTBが行う同イベントは、神奈川県・湯河原と群馬県・伊香保の2会場で開催。街の各所に設置されたスタンプを集めると温泉に入れる「入湯手形」や、スマホアプリ「ロケトーン」を使用したサウンドアトラクション、『鬼滅の刃』をモチーフにしたクラフト体験などが楽しめるイベントで、SNS上では参加者から「楽しかった!」と好意的な報告も見られる。
「鬼滅の刃 湯めぐりの旅」オリジナルグッズが売り切れ続出
しかし、各会場で販売されているバスタオルや木桶、Tシャツなどのオリジナルグッズに関しては在庫が十分でなかったのか、早くも「人気商品はあっという間に売り切れでがっかり」「せっかく来たのに、高額商品しか残ってない」と不満の声が続出。
SNS上には、複数の商品に「SOLD OUT」と書かれた売店の写真がアップされており、「再入荷は未定と言われた」と報告する人も見られる。
さらに、同イベントへの参加は、事前に「ローチケ」でチケットを購入する必要があるが、なぜか直前まで公開されていなかった情報も多く、開催前から「開始日4日前なのにまだグッズ販売所や飲食店がcoming soonなのおかしくない? 温泉楽しみにしてたのに不安な気持ちのほうが強くなってる」といった声も目立っていた。
そのため、中には「仕切りが悪すぎて、参加してる宿や飲食店がかわいそう。近年まれに見る失敗コラボ」などと厳しい声もあるようだ。
奇しくも同じタイミングで不穏な空気が流れている「舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入」と「鬼滅の刃 湯めぐりの旅」。どちらに関しても、このような状況に陥った理由が気になるところだ。
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