トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 『M-1』に挑む若き“2冠王者”たち

天才ピアニストが『NHK新人お笑い大賞』制覇! 『M-1』に挑む若き“2冠王者”たち

10/30 [大阪] 例えば炎/天才ピアニスト/ZUMA【3回戦全ネタ】 – YouTube

 お笑いコンビ・天才ピアニストが12日に放送された『令和5年度NHK新人お笑い大賞』に出場。決勝でジョックロックを破って優勝を果たした。

 優勝の瞬間、ますみが「トロフィー全部取る勢いで」と言った通り、このところの天才ピアニストの勢いには目を見張るものがある。

 昨年には『第52回上方漫才コンテスト』と『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝。今年も『第8回上方漫才大賞』と今回の『NHK新人』を合わせて2冠王者となった。

 また、今年は『キングオブコント』(TBS系)でも準決勝まで進出しており、現在行われている『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の予選でも、準々決勝に残っている。歴戦の強者が揃う『M-1』で8年目の天才ピアニストがファイナル進出を決めれば、まさしく快挙だ。

 実は今年の『M-1』準々決勝は、いつになく激戦になるといわれている。今年の若手の賞レースで“2冠”を達成しているコンビが、天才ピアニストのほかに2組もいるのだ。

 まずは、『第12回ytv漫才新人賞』と『第44回ABCお笑いグランプリ』を制している、ダブルヒガシ。

 いかつい見た目と迫力ある漫才には定評があり、『M-1』では昨年まで6年連続で準々決勝まで進出している。特に昨年の準々決勝は大阪会場で多くの観客から「イチウケ」との評判を受けながら敗退しており、今年に賭ける意気込みは察するに余りあるところだ。

 もう1組、神保町よしもと漫才劇場から『M-1』を狙っている漫才師がいる。今年始まった芸歴5年以内の賞レース『UNDER5 AWARD』に続き、空気階段や真空ジェシカ、オズワルドらを輩出したTBSラジオの『マイナビ Laughter Night』第9回チャンピオンライブも制した金魚番長だ。

『UNDER5 AWARD』は芸歴の浅いライバルばかりだったが、『ラフターナイト』で戦ったのは今年の『M-1』優勝候補の一角にも数えられている令和ロマンをはじめ、準決勝経験者のシンクロニシティ、ストレッチーズ、さらには怪奇!YesどんぐりRPG、きしたかのといった強豪を蹴散らしての優勝だけに、金魚番長には今、がぜん注目が集まっている。

 若き2冠の王者たちの中から、『M-1』を加えた3冠王者になる漫才師は現れるだろうか。

(文=新越谷ノリヲ)

新越谷ノリヲ(ライター)

東武伊勢崎線新越谷駅周辺をこよなく愛する中年ライター。お笑い、ドラマ、ボクシングなど。現在は23区内在住。

n.shinkoshigaya@gmail.com

最終更新:2023/11/12 17:00
ページ上部へ戻る

配給映画