櫻井翔が二宮和也に続いて独立か…「キャスター継続と引き換えに退所」報道でファン動揺
#櫻井翔
嵐の櫻井翔が、同じメンバーの二宮和也に続いてSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立する意向だと報じられ、ファンに動揺が走っている。
発端となったのは、発売中の「FRIDAY」(講談社)に掲載された「井ノ原快彦が『社内掲示板』で明かした 新会社社長が東山紀之では無理な理由」と題する記事。新たに設立されるエージェント会社の社長を外部から招聘することになった経緯や、井ノ原が社内ネット掲示板に書き込んだという社員向けのメッセージなどを中心にした記事だったが、その中で関係者が「櫻井翔も『SMILE-UP.』からの退所を条件に、日本テレビから『news zero』のキャスターと『ベストアーティスト2023』の司会継続、ドラマ『大病院占拠』の続編制作が確約されていると聞いている」などと証言しているのだ。
嵐をめぐっては、二宮が10月24日に事務所からの独立を発表。「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」と本音を吐露し、ジャニーズ性加害問題が俳優業やCM契約などに大きな影響を及ぼしていたことをうかがわせた。その一方で「嵐に所属したままの独立」であるとし、ファンクラブ会報などのグループ関連の活動は旧ジャニーズ管轄で変わらずに続けるという。
櫻井については、表面上は仕事に大きな影響は見受けられない。ただ、長らくCM出演している「アフラック生命保険」は契約がまだ続いているものの、現在テレビ放映されているのは吉沢亮を起用した別商品のCMがメインになっており、ファンからは「契約満了になったらそのまま終了するのでは」と危惧する声がある。
さらに、月曜キャスターを長年務めている日本テレビ系報道番組『news zero』では、ジャニーズ性加害問題へのコメントをなかなか出せず、キャスターとしての資質を疑問視する声が噴出。長らく担当している毎年恒例の音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』の司会を継続することへの批判も起きていた。性加害問題をめぐっては、多くの企業が旧ジャニーズ所属タレントの起用や契約更新を見送っており、スポンサーへの配慮という意味でも、日テレは両番組について「櫻井の起用を継続すべきか、降板させるべきか」の選択を迫られていた。
もし櫻井が独立するのであれば、日テレとしては「櫻井切り」をしなくて済む。すでに『news zero』に関しては、日本テレビの石澤顕社長が定例会見で「編成方針の変更はありません」と起用継続を示唆しており、例年11月末~12月に放送される『ベストアーティスト』についても一部メディアで櫻井の司会続投が内定したと報じられていた。その背景に「櫻井の独立」があるという可能性は十分にありそうだ。二宮が「嵐に籍を置いたまま独立する」という裏技的な退所となったことで、櫻井は独立のハードルが下がったのではとみられる。
それで「嵐メンバーの独立」が打ち止めになるかは微妙なところだ。性加害問題の影響で退所を決断した元V6の岡田准一、生田斗真、そして二宮は全員が妻子持ちであったことから、家庭を守るために独立を選ぶという意味で、同じく妻子ある相葉雅紀も後に続くのではとささやかれている。無期限の活動休止が続いている大野智はそれ以上に不安定な立場で、リゾート開発ビジネスに夢中で芸能活動への意欲を失っているとも伝えられていることから、いつ退所してもおかしくない。現時点で独立の心配がなさそうなのは、12月に初のソロ写真集の発売が決定している松本潤だけだ。
性加害問題の影響を避けるための独立というのは理解できるが、もし二宮に続いて他のメンバーたちも退所することになれば、いかに「嵐に所属したまま」といってもグループ活動の再開は極めて難しくなるだろう。そのため、ネット上のファンからは「櫻井くんが独立したら嵐の復活もう無理そう」「独立したほうがいいのは分かるけど、嵐がなくなりそうで怖い」「ファンクラブ継続のためだけに嵐を残すみたいな感じになるのでは」といった不安の声が漏れ聞こえている。
櫻井がどのような決断を下すのかによって、多くのファンが復活を熱望している嵐の今後も大きく変わっていきそうだ。
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