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YOSHIKIとToshl「安置所でバッティング」避けた? X JAPAN新曲発売めぐり臆測も

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X JAPAN(写真/Getty Imagesより)

 X JAPANのドラマー・YOSHIKIが11月8日、自身のXを更新。同バンドのベーシスト・HEATHさん(享年55歳)が10月末に急死していたことについて言及した。

 YOSHIKIといえば、3日に喪服姿をSNSに投稿し、「関係者の皆さん、SFでの栄誉賞の授賞式、キャンセルして、ごめんなさい。身内に不幸があり、自分の判断で急遽日本に戻って来ました」と帰国を報告。

 この数日後、HEATHさんの訃報が報じられたことを受けて、8日に「親族の意思とは別に、メンバーのことが一部、報道が出てしまったようです。親族の方々と順を追って、これまでのこと、これからのこと、を話し合っているところです。少し時間をください。自分の気持ちは、それを終えたのちに話します」と投稿し、「#HEATH」のハッシュタグを添えた。

 一部報道によれば、HEATHさんは今年に入り体調が優れず、秋が近づいても改善しなかったため医師の診療を受けたところ、がんが見つかったという。

HEATHさんはX JAPANの活動を望んでいた?

 X JAPANは、2018年9月30日に千葉県・幕張メッセで行われた無観客ライブを最後に活動休止状態となっているが、HEATHさんは同バンドの活動を望んでいたといわれている。

 最近のHEATHさんといえば、今年8月18日、この2日後に開催されるYOSHIKIのディナーショー『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2023 in TOKYO JAPAN 世界一豪華なDINNER SHOW』にゲスト出演することが発表に。

 ディナーショーでは、最近、HEATHさんとYOSHIKIが「電話で5時間も話し合った」というエピソードが明かされたほか、YOSHIKIがピアノ、HEATHさんがベースでX JAPANのヒット曲「Rusty Nail」を披露。演奏後には、HEATHさんが「東京ドームでまたみなさん(ファン)とお会いしたい」と発言し、これにYOSHIKIが「またできるといいよね」と返す一幕があったため、X JAPANの再始動を期待するファンも見られた。

YOSHIKIとToshl、安置所でも“バッティング対策”か

 なお、X JAPANの活動がストップした原因は、YOSHIKIとToshlの不仲にあるとみられている。11月9日発売の「女性セブン」(小学館)によれば、今月、TOSHIKIとToshlがHEATHさんが安置されている施設を訪れた際にも、2人がバッティングしないよう、関係者が対面時間をずらす配慮をしていたという。

 さらに、YOSHIKIは5月、14年にレコーディングしたX JAPANの楽曲「Angel」を今年7月に配信リリースすると発表したが、同誌によると、このことがほかメンバーに伝えられたのは「情報解禁の数日前」であり、それも一方的な内容がつづられたメールであったとか。

 HEATHさんの訃報を受けて、現在ネット上では「HEATHの体調を知ったYOSHIKIが、HEATHの音源をファンに届けるために『Angel』をリリースしたのかな? そうだとしたら素晴らしい」といった賛辞を書き込むファンも散見されるが、がんが見つかったとされる時期とのズレもあり、新曲との関連性は不明だ。

 「東京ドームでまたみなさんとお会いしたい」という願いが果たされぬまま、天国に旅立ったHEATHさん。X JAPANが再びステージに立つ日はくるのだろうか。

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/11/09 17:00
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