岡田准一、二宮和也、生田斗真……主役級3人の俳優が相次いで独立を宣言した切実な理由
#生田斗真 #岡田准一 #二宮和也
俳優の生田斗真が7日、SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立することを発表した。
生田の独立はこの日、一部スポーツ紙が報じ、遅くても年内には独立するとされていたが、同社は公式サイトで《弊社所属タレント生田斗真は、2023年11月20日をもちまして、株式会社SMILE-UP.を退所いたしますことをご報告申し上げます。今後につきましては、プロダクション等には所属せず、フリーランスの俳優として活動を続けてまいります》と報告した。
生田はもともとジャニーズJr.だったが、グループには所属せずソロで俳優として活動。19年放送の日本テレビ系ドラマ『俺の話は長い』や映画『土竜の唄』シリーズ(2014~21年)などで主演を務め、2020年6月に女優の清野菜名と結婚。22年3月に第1子が誕生していた。
現在、創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れる旧ジャニーズの所属タレントたちは、暫定的にSMILE―UP社に所属しているものの、近日中にもファンから公募を経て選ばれた社名が発表される新会社とエージェント契約、もしくは専属契約を結ぶことになる。
しかし、そのことが明らかになって以後、元V6の岡田准一は今月いっぱいで独立することを、さらに先月24日付で嵐・二宮和也が独立を発表。さらに二宮は11月7日、自身のX(旧ツイッター)で「会社を作りました」と報告。だが二宮に関しては、今後、嵐が活動を再開した場合、メンバーとしての活動を続けることを宣言していた。
「言うまでもなく相次いで独立を発表した3人の共通点は、主演クラスの俳優として独り立ちしていること。それぞれ、今後の個人の活動への支障を危惧しての独立と見られるが、生田は妻の清野、そして岡田も妻で女優の宮﨑あおいに、夫が旧ジャニーズ所属ということで仕事に悪影響が及ぶのを避けたかったとも見られている。それゆえ3人はそれぞれ個人か個人事務所でジャニーズ色の払拭に務めるだろう」(芸能記者)
3人の今年の活動を振り返ると、まず生田はテレビ朝日系の7月期のドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)、映画『湯道』『渇水』に主演。
岡田はNHKの大河ドラマ『どうする家康』で織田信長役を演じ、映画『最後まで行く』に主演。そして二宮はビートたけしの原作小説を映画化した主演映画『アナログ』が公開中で、フジテレビ系の主演ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』が放送中だが、3人の仕事ぶりが今回の独立劇に大きく影響しているようだ。
「生田の『湯道』、岡田の『最後まで行く』、二宮の『アナログ』はいずれも大手配給会社・東宝の作品。東宝は海外のマーケットでもビジネスを展開しているため、今や国連の専門チームの調査により国際問題に発展したジャニーズの性加害問題は看過できず。そのため、現状では新規の映画企画は、旧ジャニーズのタレントをキャスティングしないことになっている。東宝が好んで起用していた3人はそれを避けるために旧ジャニーズの会社から独立せざるを得なかったようだ」(映画業界関係者)
3人は早めに動いて、俳優業としては難を逃れたと思われるのだが……その選択やいかに。
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