旧ジャニ問題に「知らなかった」発言の北川悦吏子氏…業界人なのにありえるのか?
#ジャニーズ #北川悦吏子 #スマイルアップ
大御所脚本家・北川悦吏子氏が旧ジャニーズ(SMILE-UP.)問題に関して「何も知らなかった」とコメントし、波紋を呼んでいる騒動。彼女を知る一部ファンからは、「彼女の場合、あながち嘘ではないのかも……」と擁護するような声も上がっている。
かつて木村拓哉と山口智子がダブル主演を務めた月9ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)や、木村と常盤貴子がダブル主演を務めた『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(TBS系)などを大ヒットさせ、今年1月期にも広瀬すずとKing&Prince・永瀬廉が共演した『夕暮れに、手をつなぐ』(同)を手がけるなど、“ジャニーズ御用達脚本家”としても知られてきた北川氏。
そんな彼女が11月1日、Xで「SMILE-UP.の方からメールをもらって、ああ、もう、ジャニーズじゃないのだなあ、とズンと来る。私はたくさんお仕事しながら、何も知らなかった。でも、みんな応援している。これからも。大変な事ではあったけれど、潜り抜けた時に、みな一層輝くと信じている。人間ってそういうもんだよ」と所属タレントにエールを送った。
北川悦吏子氏に疑念? 「知らないわけないでしょ」
「何も知らなかった」という部分が、ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害自体を指しているのか、それとも今年大きな騒ぎになっていたことを知らなかったかは定かでないが、前者と受け取るネットユーザーは多く、「長年業界にいて、知らないわけないでしょ」「性加害問題の話を振られたくなくて、逃げようとしてる?」と疑問の声が続出。
加えて、社名が変わったことに「ズンと来る」とつづった北川氏に対し、「北川さんがズンとくるポイントに呆れた。国際的に非難されるようなことがあったんだから、社名変更は当然でしょ」と否定的な書き込みも見られる。
一方で、「北川先生なら、知らなくても不思議ではないのかも……」といった意見もある模様。
というのも、北川氏は雑多な情報が創作の妨げになると考えているようで、長年にわたり意図的に情報を制限している様子。実際、昨年12月には、『夕暮れに、手をつなぐ』の出演者である松本若菜のXアカウントに対し、「松本さん、北川です!私はテレビを全く見ないのですが、Twitterに出回った若菜劇場に魅了され、どうしても!とプロデューサーにお願いしました!」とリプライを送り、テレビを見ないと明言していた。
北川悦吏子氏、「私はリサーチしない」と豪語
また、過去には「私はリサーチしないよ。極力。しても一回。なぜなら、想像の翼を折るから。覚えておいて。こういう人もいることも」と執筆のためのリサーチを極力行わないと明かしたり、「いつもドラマや映画を作るために、リサーチをしているだろう、情報にアンテナを張るだろう、と言われますが、皆無です。てか、徹底して、一切、入れない」とも投稿。どうやら発想に集中するために、多くの情報を入れたくないようだ。
その代わり、家族や近しい知人の話には興味深く耳を傾けているようで、「ママ友に連絡しまくる私。生きた情報が欲しい!」「ありがたい。生きた情報」と投稿したことも。
そんな彼女だけに、今回の「知らなかった」発言についても、「意図的に、ジャニーズ事務所のキレイな部分しか見ないようにしていたのではないか」と推測する声が出ているというわけだ。
なお、『夕暮れに、手をつなぐ』放送中の3月、「私は、しばらくホン(シナリオのこと)書かないと思います。諸事情があって。書くとしてもずいぶん先かと思われます」と執筆休止を示唆していた北川氏だが、そうはならなかったのか、先月まで新作を執筆しており、先月16日には完成台本が出来上がったと報告。
そして今回、SMILE-UP.とメールでやり取りしていることが発覚したため、「新作はSMILE-UP.所属タレントの主演ドラマかな?」とファンから期待する反応も見られる。
数々のジャニーズドラマ手掛けながらも、性加害問題については「知らなかった」という北川氏。いくらテレビを見ないとはいえ、業界にいながらそこまで浮世離れした状況に身を置くことは可能なのだろうか……。
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