チョコレートプラネットが勝手に仕分け 吉本芸人「グリーン車か普通車か問題」
#チョコレートプラネット #ライス
吉本所属芸人にとって、新幹線の席が普通車かグリーン車かは重要な問題らしい。基本的には賞レース優勝もしくは爆売れが条件になっているというが、2016年の『キングオブコント』(TBS系)で優勝したライスが最近まで普通車のままだったことが、しばしばネタにされてきた。
4日に更新されたチョコレートプラネットのYouTube「チョコレートプラネットチャンネル」では、『【勝手に予想】グリーン車仕分け』としてチョコプラの長田庄平と松尾駿が吉本芸人たちを「グリーン車」「普通車」に仕分けしている。これが、チョコプラの目線による芸人批評になっていて興味深かった。
最初に取り上げられたのは、バイク川崎バイク。「確定で普通車」(長田)、「バイク川崎バイクで新幹線はややこしい」(松尾)といった理由で普通車に。また、「ちっちゃいからグリーンに乗らなくていい」(松尾)、「普通車でもグランクラスくらいのゆとり感はある」(長田)との意見が出た。
また、フルーツポンチは村上健志のみ、ネルソンズは和田まんじゅうのみがグリーンでもいいとされ、フルポンの亘健太郎は「鈍行で行ってほしい」、ネルソンズの岸健之助は「夜行でいい」と、ぶった切られていた。
すゑひろがりずについては、グリーンでもいいが「本人たちが言わないもん」と、その謙虚さを持ち上げたかと思えば「犬だ、吉本の犬だ」と一刀両断。こちらも普通車に配置された。
『THE W』(日本テレビ系)で優勝経験のあるオダウエダ、3時のヒロインは当然グリーンだが、優勝者以外ではニューヨーク、見取り図、コットン、おいでやす小田がグリーンに。チョコプラの考える現状の序列が見えたほか、とにかく明るい安村については現在は普通車だが「ファーストクラスに乗れる人になる」可能性も指摘した。
チョコプラ自身もロケの飛行機移動で長田だけプレミアムシートで松尾が普通のシートということもあるのだという。松尾によると、チケットの枚数などの都合で「いろいろ考えた結果」長田だけプレミアムだったのだという。
このように、吉本芸人にとってグリーン車はひとつの目標でありステータス。だが、グリーン車問題の発起人ともいえるライスの関町知弘は今年9月の「千原ジュニアYouTube」で、千原ジュニアにそそのかされる形で「グリーン返上」を同社の藤原寛副社長に直訴。これは「グリーン車に乗せてもらえない」というネタで数多くのトーク番組に呼ばれていることから、グリーンになると需要がなくなるという理由だった。ジュニアの仲裁でライスのグリーン席はキープされたが、昇格すればしたでいろいろ都合の悪いことが出てくるのが芸人の世界のようだ。
(文=新越谷ノリヲ)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事